男性型脱毛症について理容室オーナーの話

理容室

男性型脱毛症について理容室オーナーの話

床屋さんが一番恐いのは「お客のAGA(男性型脱毛症)」
私は、もう36年間も床屋をやっています。
そして最近、ある恐怖が忍び寄ってきました。それは、お客様にAGA(男性型脱毛症)が増えてきたことです。
私たち床屋は、髪の毛あっての商売です。世の中がAGA(男性型脱毛症)だらけになったら、私たちの商売は上がったりです。
私はよく、お店にいらっしゃるお客さんにこう言います。「ウチは″素材″を大切にする店やで」と。素材とはもちろん髪の毛のことです。
この素材を大切にしてもらわないことには、私どもの商売が成り立ちません。どうしたら髪の毛を生かすことができるのか、私はいままで試行錯誤を重ねてきました。そして研究の結果、AGA(男性型脱毛症)を食い止め、育毛を促進する独自の漢方トニックを開発しました。
とくにここ10年間、私の仕事はAGA(男性型脱毛症)との戦いでもありました。独学と、そして経験則を積み重ねました。
さあ、脱毛やフケ、白髪、そしてAGA(男性型脱毛症)の兆候が見えてきたみなさん、だまされたと思って私の話を聞いてください。
プロペシアのジェネリック医薬品であるフィンコムを服用してみてください。あなたの症状は必ず改善するはずです。
人間はなぜAGA(男性型脱毛症)るのか? この本では、私が経験によって体得した″なぜAGA(男性型脱毛症)てしまうのか″の秘密を公開します。そのメカニズムを知って、あなたの脱毛、薄毛の悩み解消に役立ててください。
この秘密を知れば、あなたはもう自分の髪を自分で守る″髪のお医者さん″です。

36年間、見て触って突きとめた脱毛パターン

ひと口にAGA(男性型脱毛症)と言っても、いろいろなAGA(男性型脱毛症)方があります。しかし、私の36年にわたる床屋の経験から言わせていただくと、AGA(男性型脱毛症)は大きく分けて2つのパターンに分けられ、ほとんどの人がこのどちらかに入ってしまいます。
いままでに、それこそ何万人というお客様の頭を刈ってきて、その実際に手で触れたときの感触、間近で見てきた頭皮の兆侯の違いから、明らかにAGA(男性型脱毛症)には2つのパターンがあると気付かされました。
それは、「頭のてっぺんから薄くなっていくタイプ」と、「ひたいの生えぎわから薄くなっていくタイプ」の2つです。
「なあんだ、そんなことか」と思われるかもしれません。ところがこの2つのタイプをよくよく見比べてみると、片方には大いに希望があり、もう片方はちょっと深刻なのです。
2つのタイプのAGA(男性型脱毛症)方には、見た目の違い(前述の特徴)があるので見分け方は一見してわかりやすいのですが、どうもそれぞれAGA(男性型脱毛症)になる根本原因が違い、それぞれのタイプに合った育毛の手を打たないと、せっかくの希望もかすんでしまうようなのです。
私は、頭のてっぺんから薄くなっていくタイプを「てっぺんタイプ」、ひたいの生えぎわから薄くなっていくタイプを「ひたいタイプ」として、それぞれのお客様にアドバイスしています。言うまでもありませんが、私は医者ではありませんので難しいことはわかりません。
しかし、いろいろと研究を重ねるうちに、「てっぺんタイプ」とは「瘀血型(おけつがた)AGA(男性型脱毛症)」、「ひたいタイプ」は「帽状腱膜型AGA(男性型脱毛症)」だということがわかってきました。
「瘀血型」とか「帽状腱膜型」とか、急に知ったかぶりのことを言い出したようにお思いになるかもしれません。でも、この言葉がまさしく症状をズバリあらわし、また、治し方も示しているのです。
もう、ご自分のAGA(男性型脱毛症)がかなり進行していて、「オレはてっぺんタイプだな」とか、「オレはひたいタイプだ」などと、残念ながらはっきりおわかりの方もいらっしゃると思います。
しかし、そんな方でも、自分の髪が弱っている本当の原因を知り、対策を打てば、まだ間に合います。決してあきらめる必要はありません。
目で見て、指で触わって、押してみて……。どこかのパソコソのCMではありませんが、私がお客様の順に接してわかる、(ダメなのか? 元に戻せるのか?)の感覚をまず先に、具体的にお話ししてみましょう。

5秒でわかるAGA(男性型脱毛症)が進む人、止まる人

ひとことで言うと、私たちの頭の皮ふ(頭皮)は、″青白い″ほど髪の毛にとって健康な頭皮です。
ところがこの頭皮が、すっかり赤茶けてしまっている人がいます。これこそ、前述のAGA(男性型脱毛症)の二大パターンのうちの「てっぺんタイプ」、「瘀血型AGA(男性型脱毛症)」の特徴です。このタイプの人は、てっぺんから薄くなっていきます。
たとえもし、現状で頭のてっぺんにフサフサと毛が生えていたとしても、頭皮が赤茶けていたら、間違いなく近々にはてっぺんが薄くなっていくはずです。
私がこのことに気付くきっかけになったのは、高校球児の頭を刈っているときでした。高校球児は、我々床屋にとっては大事なお客さんです。 いまでこそ高校球児たちの中には、長髪の選手が増えていますが、私の住んでいるような田舎では、つい最近まで坊主頭がほとんどでした。そんなお客さんの頭をバリカンでバリバリと刈ると、どの頭もみんな、髪の毛が生えていた部分が実に青々としています。そういう子たちは、きれいさっぱり刈ってもすぐ髪が伸びてきます。私が大事なお客さん、という由縁です。
遂にもうちょっとトシをとって、頭のてっぺんが薄くなりかけたお客様を散髪していると、その頭皮が鈍く赤茶けているのです。これは一目瞭然です。これは髪の毛が弱っている証拠です。
髪の毛の薄くなってきた方で、「いっそのこと坊主頭にしてくれ」とおっしゃる方がときどきいらっしゃいます。そのような方の頭を丸刈りにしても、決して青々というわけにはいきません。そして刈ったあとの髪の毛の伸びも極端に悪く、″もはやそれまで″とさえ言えます。
このように、いろいろなAGA(男性型脱毛症)のパターン、さまざまな頭皮を見てきた私の経験から言うと、頭皮の色は青白いのが一番です。まさに若々しく、理想的な頭皮だと思います。髪の状態が悪くなるにつれて、青白からピソク、赤、そして赤茶色へと変化してくるのです。
これは、髪の弱さを示す明快なバロメーターです。髪の毛が弱ってくるほど、頭皮が赤っぽくなってきます。赤茶は最悪です。
いい例があります。お寺のお坊さんの頭を思い出してください。若いお坊さんの頭は青白く、年配の偉いお坊さんほど赤っぽくなっていませんか?
では、こんな例はどうでしょう。巨人軍の長嶋茂雄監督が若かりし現役時代のころ、ヒゲのそり跡が青々としていま
した。マンガでも、よくロの周囲が白い色で強調されて描かれていたものです。
ところが最近の長嶋監督、あまりロまわりに青白い印象がありません。ヒゲと髪の毛は違う、と言われるかもしれませんが、地肌が青白いというイメージはおわかりいただけるのではないでしょうか。
こんなことからも、私は頭皮の色と髪の毛との間には密接な関係があるのだと考えるようになったのです。
地肌の色で、あなたの髪の運命を知る
「頭皮の色が赤茶けてきたら間違いなくてっぺんタイプ、つまり「瘀血型AGA(男性型脱毛症)』になる」—。私の床屋36年の経験が、この結論を導き出しました。さてそこで、次はみなさんが、ご自分の頭皮を見てチェックしてみましょう。これは、髪の毛の不安を抱えていらっしゃる方はもちろん、いま現在はフサフサの髪の人も、これからのご自分の髪の毛の状態を知る上で、とても大切なことです。
どうぞ、手鏡を利用してご自分の頭皮を観察してみてください。気になる部分が頭のてっぺんなどで、ご自分で確認できないようでしたら、奥様や恋人に見てもらってください。
「いやとんでもない! そんな恥ずかしいことは、たとえ女房でも頼めるわけがない」とおっしゃるあなたは、行きつけの床屋のおやじにでも聞くのが一番でしょう。
床屋であれば、そこらへんのデリカシーも持ち合わせていますので、必ず親切に教えてくれることと思います。
そしてその結果、もしあなたの頭皮の色が、少年時代の刈りたての坊主頭のように青々としていたら、あなたの髪の毛は正常で元気です。そうではなくて、頭皮が赤茶けたような色になっていたら危険信号です。
ものの本によると、これは、頭皮に血液が滞っており、酸欠(酸素不足)を起こしている状態だそうです。そして、この状態のことを「瘀血」と呼ぶのだそうです。
徳島大学医学部の武田克之医学博士はこうおっしゃっています。「AGA(男性型脱毛症)ている人の頭皮の温度は、正常な人の頭皮より約一度低い」と。そして「AGA(男性型脱毛症)るのは、頭皮の血行がよくないからだ」という事実も指摘されています。
血液というのは、ご存知のように赤い。そこで、みなさんの中にはこんな疑問が出るかもしれません。「健康な頭皮は血液の循環がいいということですね。それなのに青白いというのはどういうことでしょう?」と。私も疑問に思いました。なるほど、ふつうに考えると、赤茶けたほうが血行がいいのではないか? とつい思われがちです。でも違うのです。私たちの皮フの血管は、毛細血管といって本当に細いものです。ですから皮フの血行がよくても表面が赤く見えるということはありません。もしそうなら、色白の人はみんな病人……ということになってしまいます。
反対に赤茶けて見えるということは、よく言う新陳代謝がうまく行なわれていないということになるわけです。
新陳代謝がスムースに行なわれるためには、酸素と栄養分が必要だーと昔、学校で聞きました。頭皮も同じことなのでしょう。
新陳代謝がうまくいかないと、その結果、頭皮が老化したままで色も赤茶けてくるのです。こういう方は、近い将来、必ずAGA(男性型脱毛症)になります。
ちょっと偉そうに言いましたが、この「酸素」と「栄養」は、これから述べていく私の素人なりの発想と研究がまさしく求めるものだったのです。
いままでの髪の毛の手入れ法は、私に言わせると「酸素」も「栄養」も反対のことをしているとしか思えません。
頭を押してみれば、隠れた進行度が丸見え
目で見て見分けるやり方の次に、押して見分けるやり方があります。
「瘀血」というのは、前述のようにわかりやすく言えば″よどんだ血液″のことです。
頭皮の毛細血管の先端部に、血液がヘドロのように沈澱した状態……と私は解釈しています。この感血が、頭のてっぺんに発生し、ゆっくり時間をかけて、次第にてっぺんから薄くなっていくのが「瘀血型AGA(男性型脱毛症)」なのです。
みなさんも、満員電車の中などで、ギュウギュウ押し込まれながら、見たくもないのに目の前に他人の頭がくる、ということがよくあるかと思います。そのときに、頭のてっぺんが薄くなりかけている人を見かけたことがありませんか。まさにそれが、
ここで言っている「瘀血型のAGA(男性型脱毛症)」なのです。この「瘀血」になっているかどうかを調べるには、先ほどお話しした頭皮の色で見 32
て確かめる、という方法以外にもやり方があります。それは頭の前頭部からてっぺんにかけてを押してみればいいのです。
まず、押して頭皮がまるでコンニャクのようにプヨプヨしていたらたいへんです。ひどい人だと、押しつけた指がグーッと入ってしまうような感じがします。こういう方は「瘀血型AGA(男性型脱毛症)」の深刻な状態です。一刻も早く、AGA(男性型脱毛症)防止の手を打たなければなりません。
もう一つ、″押しの一手″があります。それは頭頂の一点を押すやり方です。
正確には、まず両耳から頭のてっぺんへ向かって垂直に線を引きます。次に眉間の中心と後頭部の中心を結んで線を引き、その二本の線が交差するポイント、ここは、人体のツボ(経絡)の世界では「百会のツボ」と言うようです。

百会のツボ

百会(ひゃくえ)のツボ

この部分を、片手の中指の腹で強く押してみてください。
どうでしょうか?
①ちょっと押しただけなのに痛い
②押されると気持ちがいい
③頭皮がカチカチで何も感じない
さあ、あなたの頭皮の状態は、この3つのうちのどれに近いですか?
あなたが①だったら喜んでください。
ちょっと押しただけでも痛みを感じるようなら、まだ頭皮に神経が働いている証拠。瘀血の心配はありません。
では②の場合はどうでしょう。
押しても痛みがなく、かえって気持ちがいいくらいでしたら、これは危険信号です。あなたの頭皮では、すでに瘀血が始まっているとみてよいでしょう。痛く感じるほうが正常なのです。お客様の中でも、若くて髪の毛のたっぷりしている人は、私が頭のてっぺんをマッサージすると「痛い!」と言ってからだをよじらせる方がいます。
ところが髪の毛が薄くなりかけた年配の方などは、この頭皮マッサージに、目をつむってとても気持ちよさそうにしていらっしゃいます。そんなお客さんの顔を見ながら、(ああ、大変だ。この人、知っているのかナ?)と、私は心の中で泣いているのです。
このように、頭を押してみるこのやり方は、ご自分の頭皮が瘀血(おけつ)状態になっているかどうかを知る上でとてもわかりやすい方法だと思います。

痛くない抜け毛は危険サイン

もうひとつ、こんなチェック法もあります。髪の毛にブラシをかけたり、くしでとかしたりするときにも、瘀血になっているかどうかを見分けることができるのです。
あなたがいつも使っているブラシや、くしには抜け毛が何本がついていることと思います。よくいらっしゃるお客さんの中には、このブラシやくしにからまった抜け毛の数を、たいへん気にしてらっしゃる方が多くいます。「あッ、こんなに抜けた!」と毎日毎日、ブラッシングのあとに、抜け毛の量を見ては一喜一憂しているのです。
しかし、問題は、そこではないのです。
私がみなさんに注意してもらいたいのは、その毛が抜けたときのあなたの自覚症状です。つまり、ブラッシングで毛が抜けるとき、痛かったのか、痛くなかったのか、また、プチッと音がしたか、それともスッと抜けてしまったのかということです。
もし、プチッと音がして手ごたえを感じたにもかかわらず、痛みを感じないようだったら、その部分の頭皮に瘀血が広がりつつある証拠です。正常な頭皮から髪の毛を抜くときは、プチッと音がしてかなり強烈な痛みがあるのがふつうだからです。
みなさんの大切な髪です。一本試しに抜いてみろと、いくらずうずうしい私でも言えませんが、このブラッシングのときに抜ける毛があったらチェックしてみてください。
私の経験からすると、40歳から50歳前後になってAGA(男性型脱毛症)てきた人は、ほとんどがこの瘀血(おけつ)が原因と言えるのです。
だからといって、あまり悲観することはありません。頭皮を清潔に保ち、私が後半で述べる漢方トニックとマッサージで血行をよくするよう心掛ければ、かなりの程度進行を抑制できることが確認されています。

やっかいなのは頭皮が石のように固いとき

頭皮の色を調べてみて、「おっ、オレの頭皮は青白いゾー だからAGA(男性型脱毛症)にはならんわい。まずはひと安心じゃ」……。そうおっしゃるあなたには、「ちょいと待った!」と申し上げましょう。
実は、頭皮の色が青白くても、それだけでは喜べないのです。
先ほど、みなさんには、ご自分の頭皮を押してもらい、その感触を確かめてもらったと思います。
柔らかく、ブヨブヨとしているようだったら、てっぺんタイプの「瘀血型」の明らかな兆候であると申し上げました。この感触というものをバカにしてはいけません。
私もダテに36年間もひとの頭を散髪してきたわけではありません。AGA(男性型脱毛症)のもうひとつの代表的なパターンの「ひたいタイプ」かどうかは、この感触で、はっきり見分けることができるのです。まあ、聞いてください。
もしあなたの頭皮が固いゴムのような感触でしたら、あなたの髪の毛は健康です。
触わってみて固いのは固いのだけれども、タイヤに使われているような硬質ゴムの感触でしたら大丈夫なのです。
でも、頭蓋骨の上に皮一枚張ってある……そんな感触のカチカチの固さだったらちょっと厄介です。つまり、石の表面を押しているような固さです。
つまり、頭皮が青白かったとしても、石のように固いのであれば、それは「ひたいタイプ」、つまり「帽状腱膜型AGA(男性型脱毛症)」の危険があるからです。この「帽状腱膜型AGA(男性型脱毛症)」がなぜ厄介かといえば、それは遺伝的要素が強いからです。「瘀血型AGA(男性型脱毛症)」の場合は血行不良が原因ですから手当てをすれば希望も見えてきますが、「帽状腱膜型AGA(男性型脱毛症)」の場合は、私の経験で言えば早いうちに処置をしないと、希望もかすんでしまうのです。なに「帽状腱膜型」なんて難しいことを言っているんだ、とお思いの方も多いことと思います。
頭にも、体の他の部分と同じように皮フがあります。これを頭皮といいます。
しかし触ってみると、どうも他の皮フと感触が違います。どうも、その下にもまた、膜が一枚あるような触り心地なのです。そこで、人体図をひもといてみると、まさにその通りでした。前頭部から頭頂部にかけて、ちょうど帽子を被っているように、薄い膜があるのです。
これを「帽状腱膜」というのだそうです。そんなことで、以後私も、お客さんに説明するときは、この専門用語を使わせてもらっています。
この薄い膜は、たいへんな強度で、その下にある筋肉(帽状腱)を保護しています。
健康な顛皮の場合、指で押すと、健啖を通して筋肉が反応してきます。つまり硬質ゴムのような弾力性を持っています。
ところが人によっては、この帽状腱膜が後天的に酸素欠乏状態を起こし、萎縮(いしゅく・ひきつれ)を起こしてコチコチになってしまうのです。生理学の用語ではこれを″健膜の異常発達″と呼ぶそうですが、症状的にみればこれは″発達″というより″機能的な退歩″と言えるのでしょう。
こうして健膜が岩のように固くなってしまうとどうなるか。大事な毛根が入っている皮下組織に血液が通わない重大事態というわけです。当然、栄養不足、酸素不足となり、毛根細胞をイキイキさせるエネルギーを生み出すことができなくなります。そうしたら、さあ、たいへん。エネルギーがなくなれば、毛根は新しい髪の毛を生産することができなくなってしまうのです。
この状態が進行していくとやがて、おでこからピカピカとAGA(男性型脱毛症)上がってしまいます。まさにこれが「ひたいタイプ」である「帽状腱膜型AGA(男性型脱毛症)」の特徴です。
私の経験からすると、このタイプの場合は、遺伝的なものであり、30代に一気にAGA(男性型脱毛症)になるケースをとてもたくさん見てきました。
自分が帽状腱膜型タイプかどうかを、一刻も早く知り、若いうちからのマッサージと、フィンコム(フィナステリド)の服用をおすすめします。

頭皮を触らずに動かせるか

「ひたいタイプ」のAGA(男性型脱毛症)か、または、その兆候があるかは、触ってみたときの感触でわかると申し上げました。それ以外にも、別の目安もあります。
自分で手を使わずに頭皮を動かすことができるかどうか、というものです。
さあ、鏡の前に行って、だまされたと思って、頭皮を動かしてみてください。あなたの頭皮は動いていますか。
なかなか動きにくい人は、白目をむくようにしたり、眉毛を上げるようにしたり、
または、耳を動かす要領でやってみてください。
鏡を見て動いているかどうかはっきり確認できないようでしたら、そっと頭皮に手を触れて、頭皮が動いているかどうかを確認してもよいでしょう。もし、これで頭皮が動くようでしたら、あなたに「ひたいタイプ」のAGA(男性型脱毛症)の兆候は見られないと思って喜んでください。
なぜなら、帽状腱膜がひきつれて、張ってくると、その膜の下にある筋肉も退化していき、頭皮を動かすことができなくなると考えられるのです。
こんな例があります。
常連さんのKさんは、この「ひたいタイプ」のAGA(男性型脱毛症)で、いまでは、きれいにAGA(男性型脱毛症)上がりピカピカとしています。お宅におじゃましたときにお会いしたのですが、お父さんも、お兄さんもこのタイプでAGA(男性型脱毛症)になって、みなさん同じような頭をしているのです。そのKさんがよく、「うちの家系はみんな頭皮を自分で動かせん。だから、こう、AGA(男性型脱毛症)になったのかな?」と言います。
遺伝については、親子二代を見てきた私の結論を後ほど明らかにしますが、こんなKさんだって、頭皮をマッサージし、帽状腱膜をリラックスさせて、酸素と栄養を送れば、ここまでキレイに″いく″ことはなかったと思います。
しかし、このKさんの話からも、「ひたいタイプ」のAGA(男性型脱毛症)と、頭皮を自分で動かせるかどうかは、とても深いつながりがあると思えるのです。
おでこが出っ張ってきたら注意
さて、みなさんの頭皮はちゃんと動いたでしょうか。次にもうひとつ、チェック方法をご紹介しましょう。
みなさんが鏡を見るときは、たいてい、正面から見ると思います。自分の顔を真横から見ることはほとんどないと思います。
でも私たち床屋は、お客様の顔をタテ、ヨコ、ナナメ、あらゆる角度から観察しています。すると、お客様は気付いていない、おでこの変化がよくわかるのです。
なぜ、私がこの部分に注目するかというと、「ひたいタイプ」の「帽状腱膜型AGA(男性型脱毛症)」の場合、その前兆として、おでこが広く、ちょっと出っ張っているように見えてくることがあるからです。そして、そのひたいの生えぎわを触ってみると、石のように固く、張ってきて
います。こういう方は、まぎれもなくハゲ予備軍と言ってよいでしょう。
気になる方は、どうぞご自分のおでこに変化が起きているかどうか、観察してください。
3面鏡がないようでしたら、鏡の前に行きもうひとつ手鏡を使って観察してみてください。
それから、頭頂部がとんがっている人
ほどAGA(男性型脱毛症)やすい、ということも、お客様を長年見てきて感じます。頭頂部が水平
な人ほど、頭皮がしっかりしていて、弾力性を保っているのです。これは理論的に証明されたことではなく、あくまで″床屋の経験″なのですが・・。
気になる方はどうぞ、行きつけの床屋さんで頭の形を″診断″してもらってください。あるいは幼年期の、坊主頭だったころの写真を引っ張り出して検討してみてください。
一線を越えると一気に加速する
床屋というのは、お客さんに言ってしまいたいのに、言うことのできない″秘密″をたくさん持っています。
「お客さん、そんな薄くなりかけた順にパーマをかけたらAGA(男性型脱毛症)るで」、「どうして、そんな無理なヘアースタイルをいつも注文するんや。そんなことしてるから髪が傷むんや」こんなふうに言ってしまうことができれば、私もスッキリするのですが・・。
さて、ここではこの秘密の中でも最重要の秘密、お客さんには決して言えないことをひとつお話ししましょう。
それは、AGA(男性型脱毛症)ていく過程で、″ある一線を越したら一気に加速する″という秘
密のポイントがあるということです。
つまり、私には、そのお客様の脱毛、AGA(男性型脱毛症)が何年後にどこまで進むかという判定がある程度ついてしまうのです。
その基準の秘密ポイントが前出の″頭のてっぺんの一点″(百会のツボ)です。
「帽状腱膜型AGA(男性型脱毛症)』にしろ、『据血型AGA(男性型脱毛症)」にしろ、脱毛がこの。百会のツボ〃を過ぎて伸ぴてきたら、あとは一気にAGA(男性型脱毛症)が進行してしまうということです。
まず「帽状腱膜型AGA(男性型脱毛症)」の場合は、ひたいの生えぎわから始まって″登山″が始まり、″百会のツボに達したらあとは一気です。「瘀血型AGA(男性型脱毛症)」の場合は遂に、頭頂部周辺に始まった脱毛が百会のツボまで下りてきたら、やはり一気です。その期間は、わずか3年です。加速度的にAGA(男性型脱毛症)が進行していきます。私はこれまで、そういう人を何人も見てきました。
そしてこのスピードは、年齢に比例します。若い人ほど早いのです。25〜26歳の人なら、30歳までには完全にAGA(男性型脱毛症)になります。
ただし″条件つき″です。それはこれまでのように、なんの手入れもしない場合です。なぜかと言うと、親しくなったお客様にそれとなくご注意申し上げても、まるで耳を傾けない方がいらっしゃるからです。
「なーにマスター。オレをおどかすつもりかい? オレの髪、こんなにフサフサしてるじゃないか。AGA(男性型脱毛症)だなんて縁起の悪いこと言うなよ」などと……。そして酒はたくさん飲む、辛いものをたくさん食べる……。髪の手入れはそこそこ、睡眠不足……。
こんな不摂生を続けている人は、はっきり言ってAGA(男性型脱毛症)にならないわけがありません。
髪は細くて少ないほうが長持ちする
私たち人間の髪の毛は、色や太さなど、人それぞれに微妙な違いがあります。でも色は色素の問題ですし、髪の毛一本一本の太さや細さも、脱毛やAGA(男性型脱毛症)とは全く関係ありません。髪の色でAGA(男性型脱毛症)のなり方が違うかというと、そんなことはないのです。
ただ、生まれつき黒い髪の毛の人が茶髪になってきたり、茶髪が白っぽくなってきたりしたときは要注意です。これはAGA(男性型脱毛症)ヘの一里塚。注意しなければなりません。
次は髪の太さです。これも生まれつきの太い細いは関係ありません。「私の髪の毛、生まれつき細くてなんか弱々しい気がする……」などと気にする必要はないのです。その点で言えば、私の経験ではむしろ、髪の毛が細くて少ない人のほうが、髪の毛は元気です。トシをとっても、あまり減ることがありません。少ない割に長持ちするのです。遂に毛の太い人、濃い人のほうがAGA(男性型脱毛症)てくる可能性が高いのです。
もちろんここでご注意申し上げたいのは、太い髪の毛が急に細くなってきたり、細い髪の毛が短く抜け始める……といった変化です。これは頭皮が送る髪の異常のシグナルです。髪が弱ってきた兆候です。
髪の薄くなってきたお客さんが、お店にいらっしやって、「若いころはあんなに剛毛だったのに、いまじゃ。ペタンとして、細くて勢いがないわ」とよくこぼしています。とにかく、髪の毛の太さ、色、質が変化するのが一番、危ないのです。
そのほか、「髪の伸びがなんとなく遅くなったなア」と自覚できるときは、頭皮が弱り出したサインと思ってよいでしょう。

前髪が弱るのはよくない兆候

若い人でも、最近は髪の弱った人を多く見かけます。髪はフサフサとし、顔色もよく、肌にハリがあり、一見したところでは、ハツラツとした青年そのものなのですが、よく見るとすでに、髪が弱り始めている人がいるのです。
この前、常連さんの息子さんがお父さんの紹介ということでお店にいらっしゃいました。年は20代後半だったと思います。肌にハリがあり、髪の毛もフサフサとして、AGA(男性型脱毛症)の心配など一切ないように見えます。
しかし、私にはちょっとひっかかる所がありました。それは、若い人の髪の弱り始めに特有のサインが彼に出ていたからです。
ズバリ、それは前髪です。
若い人の髪の弱りは、他の部分は大丈夫なのに前髪だけが一見して弱々しく見えることで発見できるのです。つまりカサついていて、弾力性がなくなってしまうのです。それは若い人の場合、前頭部の瘀血が最初の兆しになることが多いからです。
言うまでもなく、私はこの青年に、気合いを入れて念入りにマッサージをしてあげました。
「気合いマッサージ」のやりかたは後ほど全部話そうと思いますが、その前に若い方はぜひ、ご自分でも、前髪を触ってみてカサカサしてないか、ペタンと弾力性がなくなってないかを調べていただきたい。若い人は前髪がAGA(男性型脱毛症)の最初の兆侯になるのです。
くせ毛か直毛かより、大事なのは髪の″張り″
よくお客さんに、「くせ毛の人と、直毛の人とどっちがAGA(男性型脱毛症)になるんや」と聞かれることがあります。
確かに素人さんから見ると、この、くせ毛か直毛かということが、AGA(男性型脱毛症)と深いつながりがあると見えるのでしょう。しかし、私、玄人から見れば、そんなことどうでもいいのです。ただひとつ注意すべきは髪の張りがあるかどうかということなのです。
ここで言う張りというのは、髪の毛の弾力性、つまり復元力と考えてください。
髪の毛が細いとか太い、天然ウェーブだとか縮れっ毛といった髪の性質とは関係がありません。それぞれの髪質の中で、張りのある髪の毛と張りのない髪の毛があるのです。
たとえば髪の毛がやおらかい人の場合は、髪の毛を軽くなでつけてもふっくらとハネ返ってくるようなら大丈夫です。でもなでつけたままペタンと寝てしまう、復元する勢いの弱い髪の毛は心配です。
髪の毛が太い人の場合は、髪をなでつけるとポキッと折れてしまいそうな人がいます。剛毛の人はなおさら要注意です。
私たちの髪の毛の健康度を見る場合、このように大事なポイントになるのが髪の毛の弾力性です。髪に弾力さえあれば、くせ毛だろうが直毛だろうが、あるいは髪の一本一本が太かろうが細かろうが、やおらかかろうが、少なかろうが関係ありません。
指で押すと髪の毛が押し返してくるような張り・・。それが理想的です。
若い人の場合、この変化が前髪にまっ先に出やすいのです。

抜けてしまう白髪、心配ない白髪

次は白髪と髪の関係について、本当のことを言っておきましょう。
「やいやい、理屈はもういいから、実際にどうやって手入れをしたらいいか教えてくれ」という声が聞こえてくるようです。
いいのか教えて実際、お客さんの中にも、せっかちな方はいらっしゃるのですが、まず、自分の髪のことを知ることが大事。髪ばかりはパッと生えるわけではないので、気長にいくしかありません。せっかちな方ほど長続きせずに、結局貴重な何本かの髪を見殺しにしているのです。
さて、話を白髪に戻しましょう。
白髪はたいてい側頭部から始まるというパターンを持っています。
そして子供の白髪やいわゆる若白髪は、やはり遺伝によるケースが多いようです。
問題は、その白髪がAGA(男性型脱毛症)につながるかどうかということです。それには、白髪の生えてきた場所が頭のどの部分かを確認すればイッパツです。
もしあなたの白髪が、側頭部やおでこの生えぎわからポツボツと出始めたら、まずAGA(男性型脱毛症)につながる心配はないと思ってよいでしょう。白髪だけで終わり、AGA(男性型脱毛症)にはつながっていかないからです。言ってみれば″よい白髪″です。これは遺伝性の、または、トシをとれば誰にでも生えてくる年動的な白髪だからです。
一方、頭のてっぺんから白髪が出始めたら要注意です。これはAGA(男性型脱毛症)に直結する心配があります。これは″悪い白髪″です。
白髪の根本で瘀血が始まっており、AGA(男性型脱毛症)の前段症状と考えられるからです。
そこでみなさんにひとつご注意があります。それは、どっちにしろ白髪は抜かないほうがいいということです。
瘀血性の白髪の場合は、一時的に抜け毛を生じたり髪の質が悪くなっても、血液循環の復活に伴って再び黒くなる可能性が高いからです。つまり毛根がまだ死んでいません。抜け毛となって落ちてしまったものは結構ですが、まだ頭皮にしっかりとくっついている白髪を抜くこと
は、髪の毛の成長源である毛包自体を傷つけてしまうことになります。
ましてや、「オシャレのために・・」といって、まだ先端部しか白くなっていなくて、根元のほうは黒い白髪まで抜いてしまうのは厳禁です。
白髪をとりますか? AGA(男性型脱毛症)を選びますか? 白髪だっていいではありませんか。問題はその白髪がAGA(男性型脱毛症)につながるかどうかーなのです。
寝グセがつくなら安心だ
よく、髪の毛の寝グセをつけたまま電車に乗っている人がいます。これを気にする人は、髪の質や、はては(頭の形が不細工なんやろか?)と悩み、親を恨むというのです。
でも、これも俗説です。寝グセと髪の質や、まして頭の形など全然関係ありません。その証拠に、若くて元気な人ほど寝ダセが多いのです。一般的にいえば、トシをとるにしたがって寝グセはつきにくくなります。
私のお店に散髪にいらっしやるお客さんの中でも、寝グセらしきものをつけたままの人は、たいてい若くて、元気な髪の人です。
なぜ若い人の髪に寝グセがつきやすいかというと、それは髪の毛に弾力性とコシがあるからです。
トシをとってきて、髪が弱ってくると、髪のコシがなくなりフニヤフニヤとやお
らかくなってしまいます。そのためいくら寝ダセをつけようとしても、クセがつかずに、すぐに、いつもの髪の流れにペタンと戻ってしまうのです。
髪が弱り始めたお客さんが、その最初の段階でいつもおっしゃいます。「マスター、最近、髪がペタンとしてしまうんや」「若いときは剛毛やったのに、急に細くなってしもうた。これからAGA(男性型脱毛症)てしまうのやろか」と、こんな話を幾度となく聞いてきました。
いままで、寝グセのひどかった人が、急に寝グセがつかなくなったら、要注意なのです。