AGA(男性型脱毛症)の豆知識 その2

AGA(男性型脱毛症)の豆知識

AGA(男性型脱毛症)の豆知識 その2

奇想天外!AGA(男性型脱毛症)治療法

もともと、民間療法というのにはかなり驚くようなものが多い。こんなのが効くのか、と思ってしまうようなものもある。そういったって実際に民間でおこなわれていた療法なんだからしかたがないじゃないか、といわれればそれまでだが・・・・
たとえば、ニライ社という出版社から出ている『沖縄民族薬用動植物誌』 (前田光康他・編)によると、鼻血が出たら女の髪の毛を焼いて、それを鼻に入れる、歯痛には新聞紙を八枚に折って、その上に木を置いて燃やすと新聞の下に油が出てくるのでそれを歯につけるヘ コレラにはなんと「石油を飲む」(ちなみに胃けいれんのときも同じ)などという治療法が記載されていて仰天する。釘を刺したときなど、「刺した部分をハンマーで叩く」である。こんなのが治療か、と呆れるほどだ。
いちばんすごいのは梅毒の治療法で、死人の髪の毛を煎じて、こして飲ませる(ただし、本人には絶対いわない)なんて書いてある。沖縄で梅毒にはなりたくないものだ、と思ってしまう。まあ、梅毒なんてどこでだってなりたくはないけれど。
髪の毛を使う療法というのは沖縄以外にもいろいろある。女の髪の毛でつくったたわしでしじゅう頭をなでていると髪の毛が生えてくる(東北地方)、などというのは類感呪術の一種だと思うけれど、皮膚に刺激を与えるという意味では理にかなっているといえなくもない(本当に効果があるのはアンダー・ヘアのほうで作ったたわし、という説もあるが、品が悪くなるので深く追求しないでおこう)。
ハゲの民間治療で、北海道の一部でおこなわれている方法は、さすが北海道というか何というか、タマネギの薄切りをハゲ頭に貼りつけてパックする方法。これは古代ギリシアでもおこなわれていた方法なのだそうだ。
中国に行くと、さすがあちらのお国の療法は医食同源というか。二十日鼠の肉が効果があると主張する。これを塩漬けにしたり、干し肉にしたりして食べていれば、老人の頭にも毛がフサフサ生えてくる、という。
また、イギリスでは、牧場を持っている農家では、ハゲた人間は毎日、飼っているウシに頭をなめてもらうらしい。ウシのよだれのなかに含まれている酵素が、髪の毛を生やしてくれるという。
そして、これこそ究極? と思われるハゲの民間治療法は、象のウンコ。アメリカのさる大富豪が世界中のハゲの民間療法を試した末に(と、いうことは彼もハゲていたんでしょうな)これぞ最高、と結論づけたのは、インド象のウンコを毎朝、頭になすりつけることだった。なすったあと、タオルで巻いてしばらくじっとして、ウンコの成分を頭に染み込ませる。象の消化酵素のようなものが効くのか、それとも、象の食物になっている木の葉などの成分(葉緑素は確かに効果があるが)がいいのか、それは不明だが、これを続けること数カ月で、くだんの大富豪の頭には髪の毛がよみがえったという。研究の価値はあるとは思うが、さて、象のウンコというのはいったいどこへ行けば手に入るものなのだろうか。動物園に頼んでも売ってはくれないだろうし……。

AGA(男性型脱毛症)防止用帽子特許出願!

特許庁には毎月、さまざまな珍発明品が出願される。もちろん、医療機器関連の特許も多く、なかにはハゲ防止のための発明品もある。いくつか、特許、または実用新案のハゲ防止治療器を紹介してみよう。さまざまな人が知恵をしばった成果があるかどうか?
頭皮緊張緩和器
小型の浮輪のようなビニール製のわっかを頭にかぶる。このわっかにはホースが通っており、そのホースは手元のポンプにつながっている。ポンプをシュ″シュと動かして、わっかに空気を送り込む。これにより、頭皮のマッサージ効果があるほか、頭皮を上のほうへ押し上げることになり、これは皮膚を緩める効果がある。ハゲは皮膚の緊張による血行の不良が原因であり、これを緩めて血行をよくする結果、髪の毛が生えてくる、という。
ハゲ防止用帽子
帽子をかぶっている人にはハゲが多い。なぜかというと、帽子をかぶることによって風通しが悪くなり、頭が蒸れるからである。
そこで、帽子の内側、頭にあたる部分に、駅にある視覚障害者用のマ。トみたいな、デコボコのついたバンドを貼りつけた。これにより、帽子と頭の間に隙間ができ、ここから空気が流通して、頭をさわやかに保ち、抜け毛を防ぐのである。
冷凍式育毛法
もともと、リュウマチの治療法として開発されたものを、ハゲ治療に応用したもの。マイナス百八十度の冷気を頭に吹きつける。ハゲの人はただでも頭が寒いのに、凍傷になりはしないか、と心配させられる。こうすると、皮膚が刺激され、もともと頭部の寒さからの保護という役割のある髪があわてて生えてくる、というのだが。
電気ショック式育毛法
前・日本船舶振興会会長の笹川良一氏は、健康法として毎日、特殊な機械で十万ボルトの電流を体に流し続けていたという。これは、送電線の下の草木は生育が早い、という笹川氏自身の発見からきているのだそうだ。そのせいかどうかは知らないが、草木同様、笹川氏の髪の毛も、白くこそなれ、亡くなるまでハゲはしなかったようだ。
これをヒントにしたのかどうかは知らないが、ハゲ治療の際に、微弱な電流を頭部の皮膚に流す療法がある。効果があるのは三割程度ということだが、三割にしろ実際に髪の毛がこれで生えるとしたらすごい。
……なお、特許というのはそのオリジナリティを評価されるものであり、実際にその発明が役に立つかどうか、は実は問題にされない。明らかな危険性や論理の欠陥がないかぎり、その特許に類似出願品がなければ許可される。だから、特許取得とうたってある製品であっても、それが本当に効果があるかどうかはわからない。上記の方法も、試すときにはそのつもりで。
髪のかわりにツノが生えた!
サイの角は、昔は万病を治し、精力を強める高貴薬と考えられていて、ばかばかしく高い値段で取引されていた。
そのため、古くはローマ時代から、密猟者がかたっぱしからサイを殺し、とうとう今世紀に至って、アフリカでもインドでも、サイは絶滅の危機に瀕するようになってしまった。現在では野生動物保護法でサイの捕獲は厳禁され、ヘリコプターなどを使ってサイの群れは常時パトロールされて、密猟者から守られている。ということは、いまだにこのサイの角を手に入れたいと思っている人々が多いということだ。
成分からいえば、サイの角にはそんな万病を治す物質が含まれているわけではない。ただ、かなり複雑なアミノ酸が含まれているということがわかっている。
角からアミノ酸、というのもちょっと不思議に思えるかもしれないが、実はサイの角というのは、牛や鹿の角のように、骨から直接生えているものではない。あれは、体毛が集まり、固くなってできたものなのだ。つまり、サイの角は毛でできているのである。それならば、毛の成分であるアミノ酸が含まれているのも当然のことではある。サイの角はたとえればそう、猫のヒゲと同じものなのだ。猫のヒゲのようにちゃんと神経も通っている。よく、怒ったサイが人間に向かって突進してくることがあるが、ああいうとき、銃でサイの角の真ん中あたりをねらって撃てば、サイはそのショックで気絶してしまうという。敏感な器官でもあるのである。
ところで、このように毛の成分が角質化して角のようになるという現象は、人間の髪の毛においても、まま見られることがある。たいていはイボのような小さいものだが、頭から角の生えている人がときたま発見されるらしい。その角質化が進むと、根を張って、頭蓋骨にも癒着してしまうから、本当に鬼の角のように見える。昔から、見世物に出されたり、寺や神社の宝物になっている「鬼のガイコツ」というのは、たいていこういうものである。
今まで記録されているうちで、最も大きな角が生えていたのは一九三〇年代、中国の満州地方に住んでいた農民で、王さんという老人。頭の後ろ、右よりのところから、三十センチ近い角がみごとに生えていた。
この角人間のことは、当時、世界中の不思議なニュースを集めて発表していた、マンガ家でエッセイストのロバート・リプリーというアメリカ人が、その作品『信じようと信じまいと』のなかで紹介して、一気に有名になった。王老人は晩年はつらい農作業から解放され、世界中からその角を見物にやってくる人々にそれを見せ、見物料をとって、安楽に暮らしていたというから、何が身を肋けるかわからない。なお、残っている写真からは、王老人は角のほかに髪は生えていないが、これは剃っているものかハゲているのか、ちょっとわからない。それにしても、髪が生えないのなら、せめて角でもという人も多いのでは(?)。

AGA(男性型脱毛症)=ハゲに似合う髪型は?

「ハゲてりゃ髪型もなにもない」
と、ヤケを起こすなかれ。この道十年の中堅美容師Aさん(二十八歳)にたずねてみたところ、隠す場合と、わざと見せてしまう場合の二つがあります、という。
「髪が薄くて困ってらっしゃるかたは意外とたくさんいらっしゃいますよ。女性の場合、四十代から六十代に多いんです。そのほとんどがてっぺんから薄くなるタイプ。このタイプのAGA(男性型脱毛症)なら、他人にはわからないようにできる髪型があるんですよ。ズバリ、ショートカットで分け目を見せない髪型です。重要なポイントは、いかに地肌を見せないか……つまり分け目が勝負なんです。分け目さえうまくコーディネートすれば、前髪やサイドの髪を両サイドの髪を使って隠してしまうのは意外に簡単なんです」
「ロングはダメ。どうしても髪の重さで頭頂部が露出してしまう。特に薄くなる人には脂症の人が多いので、よけいにぺったりと髪が落ちてしまって隠せなくなるんですよ」なるほど、聞いてみれば納得できる理屈である。
具体的な方法は次のとおり。まず、髪をタバコの長さほどに切る。この長さはカーラーを巻いて立ち上がりをつける最短の長さ。次に、額の左右どちらか一方から頭頂部へと斜めに分け目を入れる。頭頂部付近の毛髪の根本を、この斜めの分け目に向かって流れるようにカーラーを巻く。最後に毛髪の根本にハードスプレーをかけて固定して出来上がり。
「あとは後ろに持ち上げようがサイドに流そうが、はっきりいってショートなら毛先はどうにでもなるんです。要はボリュームをつけてやること。分け目を斜めに取りさえすれば、正面からは前髪、横からはサイドの髪の立ち上がりでほとんど頭頂部のハゲはわからなくなりますよ」
でも、もし真上から見られたら?
「めったにないことでしょうけど、その場合に備えての方法もあります。最近は地肌を髪の毛の色に着色するスプレーが出回ってますので、それを使って地肌を染めれば、そうは目立たなくなりますよ」
女性の場合は意外と簡単に隠せるわけである。が、この髪型にもひとつだけ問題がある。
「このヘアスタイル、若い子にはあまり使えないんです。分け目を斜めに取るとフケて見えちゃうんですよ。なんせきちっと仕上げるタイプですから、セットしましたよぉーっ、ていう感じにもなっちゃう」
前からハゲ上がってくるタイプの場合は?「やはりショートカ。トじゃないですか。三十前後の男性の場合、あまり髪を短くしたがらないんですが、たとえば片岡鶴太郎さんやそのまんま東さんのように、短くしてツンツン立てるのがいい。ショートカットなら、頭を下に向けてデ。プをつけたまま乾かしてやると、ああいうパンキッシュなヘアスタイルになるんです。わざと見せることでカッコよさと若さを演出する典型的な例ですよね」
AGA(男性型脱毛症)にはショートカットの一見パラドキシカルな結論が、プロからのアドバイスだった。
辱めとしての剃髪
旧約聖書にある怪力の英雄、サムソンの逸話では、サムソンの力の源はその髪の毛にあったことになっている。サムソンは敵の女、デリラにだまされてこの秘密を打ち明けてしまい、髪の毛を刈られて捕らわれてしまう。そして敵の宮殿の柱につながれるのだが、護送の途中、いくぶん髪が伸びたので力を取り戻し、柱ごと宮殿を崩壊させて自らもその下敷きになって死ぬ。
さらにそれより古く、バビロニア神話の英雄ギルガメッシュもまた、長髪だった。彼は病気になり、その長い髪の毛が抜け落ちるとともに力を失い、髪がよみがえるまで、長い放浪の旅に出かけなければならなかったという。
このように、古来、神話や伝説においては髪の毛は神聖なものであり、その持ち主に超人的なパワーを与えるものとされてきた。日本神話においても、荒ぶる神といわれるスサノオノミコトはすさまじい蓬髪であったと伝えられる。だから逆に、その髪の毛を刈ったり剃ったりしてしまうことは、その人物のパワーを奪い、辱めを与える意味を持つこととなった。
したがって、古代社会ではほとんどの国で、罪人の髪の毛を刈って坊主にする習慣があった。これは辱めの意味と、その罪が消滅するまでの期間、一般人と罪人を区別する意味、そして、犯罪を犯すためのパワーを奪うという意味が含まれていた。
これに、現代では集団生活をする際に不潔なノミやシラミを発生させないためという衛生上の理由も加わって、今でも刑務所では囚人の髪を刈るところが多い。
男以上に、髪を刈るということに大きな意味を待ったのは女性の場合である。日本でも、女の黒髪は命とまでいわれたりしており、それを自ら切ることは、なにかよほど大きな決心をするという表明でもあった。現代でも、女の子が突然髪をショートにしたとき、真っ先にたずねられるのは失恋したの? ということだろう。
また、刑罰としての場合、女性の髪を切ることは見せしめとして重い意味があった。一九四四年、第二次世界大戦末期のパリでは、ドイツ軍に協力したという罪に問われた女性たちは、通りにひきずり出され、公衆の面前で髪を刈られた。民衆はその間中ずっと、その女性に対し、非難やあざけりの声を投げかけていたという。民衆がそのように熱狂するほど、女性が髪を刈られるというのはショッキングな出来事だった。それから十五年後、同じパリで公開された映画『勝手にしやがれ』で、ジーン・セバーグが男の子のように短く刈った髪型に、またもやパリっ子は熱狂する。今度はカッコいいと思ってなのだが。
もっとも、女性が髪を剃ることが普通の文化もある。アフリカのマサイ族やディンカ族がそれで、彼女らにとっては、髪を刈ることなどまったく普通のことであり、白人たちがなんであんなに騒ぐのか、さっぱりわからないことだろう。これは、髪のなかに昆虫が住みついて卵を産んだり皮膚を刺したりするのを防ぐためで、いわば衛生上の必要にかられての習慣なんだろうが。

私たちの生活と髪

神社・仏閣
発毛を促進する食品を食べ、育毛剤を塗り、規則正しい生活を心がけ……ありとあらゆる手段をこうじて万全と思っているアナタ。何か忘れていませんか?
そう、困ったときの神頼み。人知をつくしてかなわぬことであれば、あとは神様にお願いするしかない!
……というワケで、ここでは髪の毛にまつわる神社仏閣をいくつかご紹介しよう。
ところが、探してみると意外とハゲに御利益のある神社というのはないのです、これが。こんなに切なる願いであり、こんなに多くの人々が求めている願いなのに、AGA(男性型脱毛症)に御利益のある神社をウリにしている神社が見当たらないのは、おそらくハゲ治療本〃の類いが、
医学書コーナーに置かれるということが少ない……すなわちAGA(男性型脱毛症)は病と悩むに値しないとい
う一般の甘い見識と同じで、
「神様の手をわずらわすほどの深刻な問題ではないではないか」
という悲しい世間のハゲの悩みに対する意識の低さからくるのである、と嘆く御仁が知り合いにいた。まあ、実際のところは多くの神社が建立された江戸時代以前にはほとんどの人間が月代を剃って頭部の皮膚を露出させていたわけで、それほどハゲ問題が深刻でなかったということがあるのだろうけれど。
しかし、やはり人間、神の手に守られていたいのが人情だ。AGA(男性型脱毛症)でも人間だ。何か、スガる神が欲しいではないか。
そこでさらなる調査を敢行した結果、あったあった、ありました! 「捨てる神あらば捨う神あり」というワケで、神奈川と尾張名古屋にハゲでお悩みの方々の願いを受け止めてくださる神様仏様がいらっしゃいました。
まず、神奈川県は厚木市にある小町神社。
ここには鎌倉幕府初代将軍・源頼朝の妻として有名な北条政子に嫉妬され、呪術によって黒髪を白髪にされてしまった丹後局が、十七日間の願をかけて、その満願の日に元の黒髪に戻ることができたという言い伝えがある。その故事にもとづいて、現在ではすべての毛髪に
間する願いをかなえてくださる神社として知られ、もちろんAGA(男性型脱毛症)の方にも御利益があるそうだ。
一方、愛知県名古屋市にあるのは、尾張六地蔵と呼ばれるお地蔵様のひとつの毛替地蔵の祭られている毛替地蔵尊。
承安年間に義賊として名を馳せた、熊坂長範という人物が、盗んだ馬の毛色を白毛から黒毛、栗毛から白毛というふうに変えたという言い伝えから、j」を替える〃という事象が人間にも御利益があるとされるようになった。ハゲた頭も替えるということで、毎年、一月二十四日と八月二十四日におこなわれるお祭りには、その霊験を求めて全国各地からハゲに悩む人たちが集まるとのこと。
また、一風変わった毛に関する神社が葛飾区高砂にもあった。
青竜神社といって、こちらは下の毛が生えずに悩んでいる女性に御利益があるという。伝説によると、この神社の池に無毛症で悩んだ美しい娘が身を投げたことから、この池は毛舞池と呼ばれるようになったのだそうで、自分の身に付けている下着(当然、下のほうのだろう)をお供えすれば、その霊験が授かるといわれている。
とある大学教授で、ハゲることによるダメーージでウツ病、神経症はもちろん、若ハゲのショックから登校拒否、夜間徘徊や「遺伝のせいで禿げた!」と家庭内暴力の原因にまでなっていると唱えている方がいるが、まさにAGA(男性型脱毛症)は本人にとっては、人生を左右する一大事、もっと神も髪に手を差し伸べてくださってもよいのではないでしょうか?
漢方で生やす! 食膳育毛法
えー、『医食同源』と申しまして……などと、おなじみの耳にタコのできるような前振りは略すとして、やはり東洋神秘、中国四千年の歴史の育んだ漢方には底知れない力を感じる。おいしく食べて効く食膳で髪を増やせれば、これほどうれしいことはないではないか。さらに、身近にあって気軽に毎日コツコツ食べられる材料ならなお結構ということで、いくつか
の代表的なAGA(男性型脱毛症)に効く食材をここでは紹介しよう。
まず、最も代表的な髪の毛に効くといわれている食材はなにかといえば、それはゴマだろう。ゴマは、肝機能や腎機能を高めるといわれている。漢方では一般に毛髪は腎臓と密接な関係を持っているといわれているし、ほかにゴマには補血作用があることからも育毛に有効な食材といっていいだろう。
ただし、胡麻は粒のままでは外皮の消化が悪いので、そのままではなく、すりつぶして用いるべし。
特にゴマは漢方生薬の何首烏(カシュウ)と一緒に服用すると効果的とされている。そう、育毛剤の成分で宣伝している、例のカシュウである。
その使い方としては、同量のゴマの粉末と一緒に、毎食後に服用したり、一緒に混ぜた物を蜂蜜で固めて丸薬にして毎日二〜三回服用するという方法がょいだろう。
また、漢方では育毛にょいもの、すなわち腎臓にょいものを見分ける簡単な目安として黒い物がいいとされ、その代表としては黒豆がある。
フケ症の人は、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れている場合が多く、ハゲやすい。そのフケを防止する黒豆は、そのバランスを正常に戻す役割を持っているというわけだ。
フケを防止する他の食品としては根昆布がある。民間治療でも髪の毛にょいとされている海草だが、やはり漢方でも海草は育毛に有効な食材といわれているのだ。
さらに海の物では、アサリが挙げられる。これも腎臓にょい食材で、同じように腎臓にょいとされている大豆類を使ってのチャウダLなどは、実にょい組み合わせの料理といえるだろう。
ほかに毛髪にょいとされる食材を列記すると、栗、アスパラガス、菊花、クルミ、くらげ、レバーなどがあげられる。また、多少手に入れづらいが、豚豆、髪菜、龍眼肉、葛根などもょいといわれている。
これらをうまく組み合わせておいしく調理する工夫をすれば、食事を楽しみながら育毛努力が毎日なされていることになるのだ。ところが、この漢方の理論に「黒ゴマは黒髪の色になぞらえただけ、海草も海のなかで生育していく姿をフサフサとした髪になぞらえただけの迷信ではなかろうか」と異議を唱える医学博士がいる。確かに漢方の概念が生まれた古代には、類感呪術という考え方があって、似たものを体に取り入れればその器官に効果がある、と信じられていた時代があった。だが、
それらがまったくの迷信であったかというと、そんなことはない。脳に形が似ているから頭をよくするのにいいといって食べられていたクルミには、実際に脳の発育にいいビタミンEが多く含まれていたし、女性器に似ているところから精力増強にいいだろうと思われていた貝類には、事実、精力の元となるミネラルが大量に含まれていた。
薬膳は、やってみてそんなに苦になるものではないし、体によいことは確かだから一度試してみたらどうだろう。

ハゲ=AGA(男性型脱毛症)に効く温泉?

『お医者さまでも草津の湯でも惚れた病はコリャ治りゃせぬよチョイナチョイナ』
と民謡に歌われているように、日本人にとっては昔は温泉につかるのは療治のひとつだった。
温泉のお湯にはさまざまなミネラルが含まれており、神経痛や胃病、またリュウマチなどに効果がある。
また、そこの温泉にまつわるさまざまな伝説とともに、効果も千差万別だ。温泉をおそらく最も多く発見した(と伝えられている)人物は弘法大師・空海であろう。修行時代、日本中の霊地を巡礼してまわった彼は、そのため、日本各地に、空海ゆかりの温泉を残すことになった。空海が疲れをいやしたという温泉もあれば、病人を救うため、自らが法力で湧き出させた温泉もある。
空海ばかりでなく、さまざまな人物や神様が温泉の由来になっている。筆者の以前行った紀州・熊野の温泉は、『女神の湯』という名で、なんとギリシア風の女神(アフロディテ?)がお告げで出した温泉だそうだ。ある晩、女神様がその土地の持ち主の夢枕に立って、「この地を掘ると温泉が出るぞよ」
とお告げをし、掘ってみたら本当に出た、という由来のあるところである。熊野権現の信仰が根強い和歌山で、夢にギリシアの女神があらわれた、というのが何ともおかしい。
さて、本題に入るが、そのような温泉のなかでも特にユニークなものが栃木県の某所にある、「AGA(男性型脱毛症)に効く温泉」だ。
そういうところがあるならぜひ行ってみたい、なぜ某所とボカすのか、という方もいらっしゃるだろうが、その理由は後でわかる。
ここの温泉は、某宗教団体が所有しているもので、ここに湧く水は、神の霊水として知られていた。昭和三十年代にはその霊水を用いてハゲの治療薬を製造し、販売していたらしい。
何回か医師法・薬事法違反の摘発もうけたが、教祖は、
「医師法違反というなら、医師でAGA(男性型脱毛症)を治せるものがひとりでもいるか。いるものなら販売をやめる」
とつっぱって、この薬を売っていたというから大した心臓だ。その後、神様のお告げによりハゲの治療から進んで、万病に効く霊の水として大々的に活動して今日に至っている。
この霊の水がお湯になって湧いているのがここの温泉で、入れば末期がんから糖尿病、白血病、心臓・肝臓などすべての病気が全快するという謳い文句の豪儀な効果があるそうだ。
……しかし、元が元だけに目玉(?)の効果はやはりハゲ治療で、ここのお湯を持って帰り、頭につけているだけで髪が生えた、という報告がワッとひろまり、一時はかなりのにぎわいを見せていた。
そういう温泉ならぜひ、この本で紹介したいと問いあわせてみたのだが・・・・なんと、今この温泉は閉鎖中、とのこと。
その理由が、万病に効くというフレコミのためにエイズ患者が多く入浴に来て、ほかの患者から苦情がでたため、とある。末期がんも治す力がある神の温泉が、なんでエイズばかり差別するのだろうか。治してやりゃいいのに、と思うのだが・・・
ハゲ=AGA(男性型脱毛症)でウケをとる方法
AGA(男性型脱毛症)を克服する、というような謳い文句の本のなかには、多く、AGA(男性型脱毛症)にコンプレックスを持たないためには気を明るく保つことが肝要である、と書いてある。そして、そのためにギャグなどを常に飛ばすこと、とある。
たとえば、だれかが、「なんか暗いな、明かりをつけろよ」
と言ったら、すぐに、「あ、じゃあボクの頭でどう?」
……というヤツだそうだ。あるいは、お月見などをしているとき、「月は自分で光るんじゃなくって、太陽の光を反射しているだけなんだってさ。ボクの頭み
たいにね」
……というヤツだそうである。なかにはごていねいに、
「こういう場合、「すべる」とか「光る」という言葉がキーポイントになります」 などと教えてくれている本もある。うーん、「ギャグとしての出来ではなく、とにかく気軽にAGA(男性型脱毛症)を口にできる場の雰囲気づくりが大事である」
ということなのかもしれないが、ちょっとそれにしてもなあ。かえってまわりをシラけさせて、気まずい雰囲気になってしまわないか。もともと、自分の身体的特徴を笑いものにする、というのはよほどキャラクターがきわだっていないと、笑うほうでひいてしまうものなのだ。
ウケをとる、といえば、AGA(男性型脱毛症)の場合はやはり意外性で驚かせる、というほうがいいかもしれない。
ハゲではなく、剃っている場合だが、ショーケン主演のテレビドラマ『傷だらけの天使』で、セミレギュラーだった故・岸田森が、番組のラストでいきなり、カツラをとってツルツルの頭を見せたことがあった。水谷豊、岸田今日子などの出演者も、ホントウに驚いた表情だったから、あれはまったくスタッフにも知らせていない、アドリブだったのだろう。これくらいしないとインパクトは生まれない。
同じ手を、『笑っていいとも!』のテレホンショッキングのコーナーにゲスト出演したときの赤塚不二夫が使っていた。最初、アラプ人の格好をして出てきて、やがて頭にかぷっている頭巾を取ると下はツルツルの坊主頭である。観客が一瞬、どよめいた。
たぶん赤塚センセイは、前の日に電話で出演依頼をうけて、なにかウケをとる方法はないかと考え、すぐ床屋へ飛んでいって、頭を坊主にしてもらったのだと思う。宴会芸の鬼と異名をとるセンセイならではの体を、いや頭をはった行為である。
髪の毛をぜんぷ剃ってしまう、という行為は、運動部などでふだんから五分刈りなどのショートヘアを見慣れているのでないかぎり、人にかなりのショックを与える。もちろん、ショックが大きすぎると逆にハズす、ということになってしまうが、そこでふだんから髪の毛の薄い人が有利、ということになる。
「ついに髪の薄さをカバーする究極の方法を開発したぞ!」
と称して、ある日突然、バッ、と剃り上げた頭を見せる、というような手はどうだろうか。

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