AGA(男性型脱毛症)とミノキシジル

ミノックス(ミノキシジル)

AGA(男性型脱毛症)とミノキシジル

どこからハゲと呼ぶのか

ハゲ治療は何といっても早期発見・早期治療が決め手となります。毎日200本もの髪がごっそり抜けるとか、抜け毛がみんな弱々しくなってから
ではけっこうヤバイところにきてしまっているのですから。

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 でも、人はいったいどこからハゲだしたと定義するのでしょうか。
額と頭髪部の境界線はどこなのでしょうか。
微妙なうちにケアしたいと思う人にとっては真剣に考えてしまう問題です。
若ハゲのパターンにもいろいろあるのですが、初期の頃はたいてい額やこめかみの生え際から徐々に後退していきます。でも、病的要因のものでなければ、その進行速度はゆっくりしているのでなかなか自分では気がつかないものです。
ハゲの測定方法についてはまた、いろんな人が定義しています。
まず、アメリカのハミルトン医師の説。
「こめかみの最もくいこんだ部分が、両耳と頭頂部を結ぷ線より3センチ手前のラインよりさらにくいこんでいたら進行がはじまっている」。
同じくアメリカのノーウッド医師は2センチ手前とした方が臨床的には将来を予測しやすいと提唱しています。
いずれも多くの臨床例をもとに割り出したもので、どちらが正しいかはまた難しい問題ですが、どちらにしてもこれは白人男性の発毛パターンを親察して得た結果なので、骨格の違う日本人が真似をしても多少無理があるかもしれません。
ハゲ進行状況の簡単な見分け方
日本人の場合、こめかみ部分は安金閣なのに額中央部や頭頂部が先にハゲてしまうタイプ、すなわち「A型」や「O型」にはげていくタイプが多く、白人は「M型」が多いのです。

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AGA男性型脱毛症

AGA男性型脱毛症の境界線

 
そこで、日本人向けの定義を提唱する徳島大学学長の説です。
「眉毛の上から髪の生え際にわたって、手の指が横に何本分入るスペースがあるかを数える。その数が3本までなら安心、3本でまだ隙間があるなら要注意、指4本となるとすでにハゲが進行している」。
つまり、小指をマユ毛の上端にあて、中指が生え際に触れればまだ大丈夫で、ひとさし指だと危険信号というわけです。
あともうひとつ簡単な見分け方があります。
眉をちからいっぱい上に寄せるとシワができますが、シワが寄った範囲が額で、その上のほうにシワの寄らないツルっとした部分があれば、そこはすでに額と頭髪部の境界線を越えはじめている、危ない、という見分け方です。
これら、頭髪部分においての測定以外にも、『ハゲはじめた人の毛は成長期を短縮して寿命が短くなってきているから長く太くなる前に抜けてしまう』ということから、短く弱々しい抜け毛があるかどうかでチェックするというのもひとつの手です。

若ハゲの過程
典型的な若ハゲヘの経過
男性型脱毛ーいわゆる若ハゲがおこる順序はほぼ決まっています。
太い健康な髪が休止期に入って脱毛

次にはえる髪は前よりひ弱で成長期も短い

その次の髪はさらに虚弱で寿命も短い

だんだん薄い部分の髪がうぶ毛化してくる
こんな具合に代替わりするごとに毛が細く短命になっていき、ほとんどがうぶ毛化して
ついにはまったく生えてこなくなるという道を辿ります。
つまり、「成長→移行→休止→脱毛」というヘアサイクルが若いうちから衰退してしまう
のが若ハゲです。目に見える症状としては、
最初はフケが多くなる

その後頭皮が脂っぽくなる

シャンプーの時などに、排水口にたまる抜け毛が驚くほど多くなる

抜け毛に短い毛や弱々しく細い毛が多くなってくるーなどがあげられます。

毛乳頭が消失する!

 男性型脱毛症(若ハゲ)の場合のヘアサイクルの衰退というのはどんな状況になっているのでしょうか。
毛の根である毛包部分は、その毛が抜けた後でも清えてしまうわけではなく、やがてまた成長期を迎えて新しい毛を作り出します。
それぞれの毛の「成長→移行→休止→脱毛」というヘアサクルにしたがって毛母細胞を作り出している毛包は、成長期には細胞が満ちてふくらみ、休止期にはやせて収縮することを繰り返します。これにあわせるように、毛乳頭の細胞群も活発にふくらんだり力なくしぼんだりします。
そして、毛髪の皮下部分である毛根全体もヘアサイクルの中で大きく変化します。
休止期に入ると毛包が萎縮し、毛の末端部分が浅くなって毛母細胞と毛乳頭が離れてしまう毛根が多くなります。
そしてしばらく休止状態が続いたのち、再び毛包の先端が下層にまでおりてきて、また栄養をたくわえて膨らみだした毛乳頭を抱え込むようなカタチになるのです。そうなると新しい毛をつくりだす成長期に入ったということになります。
ところが、男性型脱毛症がはじまっている部分の頭皮ではこのようなサイクルのリズムが狂ってしまい、それまでどおりにことが進まなくなってしまいます。
毛乳頭は復活する力が弱くなり、以前のような活発さを失ってしまい、毛包もエネルギー不足で虚弱になり毛乳頭を抱き込む力をなくしてしまいます。
こうして毛根全体が虚弱になったヘアサイクルが繰り返されると、毛包と毛乳頭はしっかりした合致ができなくなることから強い毛を作れなくなり、うぶ毛が多くなってきます。
そしてついには毛包と毛乳頭は離れ離れになったまま、新しい毛の発毛もなくなってしまうのです。
普通、誰でも人の頭髪には10%の毛根が眠っているというけれど、男性型脱毛になるということは、毛をつくるために欠かせない毛乳頭が皮下から消失してしまう部分が出現するということといえます。

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毛乳頭・もうひとつの役割
すでに実験的にも明らかにされているとおり、毛乳頭は発毛に非常に大きな役割を担っています。毛根に栄養を運びこむ毛細血管は、この毛乳頭の部分に入り込んでいることも確認されています。
ラットを使って行なわれた実験では、毛乳頭を切り取った皮膚に普通の皮膚と毛乳頭細胞を植えて比べてみた結果、普通の皮膚では発毛しませんが、毛乳頭を植えた皮膚では発毛が見られました。これによって、「毛乳頭が毛の成長を誘導する」ということが証明されたわけです。
また、「毛乳頭は単なる栄養やホルモンの受け渡し役ではなく、毛包の働きをコントロールする役割もあるのではないか」という説も浮上してきて、幹細胞という毛根部にある細胞群が注目されました。
幹細胞とは、毛根部の下から3分の1あたりのところにあり、毛を支える役目をしている立毛筋にくっついています。この幹細胞のあたりから下が、成長期には活発にふくらみ、休止期にはしぽむというヘアサイクルにともなった動きをする部分となっています。
幹細胞がヘアサイクルを支配している可能性もあるということで、「毛乳頭と幹細胞は呼応しあっているのではないか」という考え方が出てきたのです。
このように、発毛の促進因子がすべて解明されれば育毛の未来も明るくなるのではないでしょうか。

若ハゲの原因にせまる!

皮脂線肥大犯人説
男性型脱毛症がおこる原因の諸説については、これまでに述べてきました。そのなかでも遺伝説と男性ホルモン説は有力です。
男性ホルモンはその量が多いからハゲるのではなく、男性ホルモンを感受するレセプター(受動体)がハゲる引き金となります。そのレセプターは毛包の細胞のどこにあるのかはまだわかっていませんが、さらに、男性ホルモンは、ホルモン作用に感受性のある組織(皮膚い毛母、皮脂線など)に入ると、5αリダクターゼという酵素の影響を受けてテストステロンの約4倍もの強力なホルモン「5α-DHT」になります。この5α-DHTが多くなると、毛髪のエネルギー代謝に悪影響を与えて毛の細胞分裂を抑制し、毛は正常な成育をストップさせられてしまいます。
ハゲる遺伝というのは、この5α-DHTが多く生成されるという体質が遺伝するわけです。
ここで話しはとびますが、もうひとつの説「皮脂線説」をご紹介しましょう。
これは従来の学説と違って、発毛メカニズムにおける最重要器官は毛乳頭ではなく、「毛の中枢は皮脂線にあり、皮脂線の肥大化がDHT(ジヒドロテストステロン)の適量をまねいて若ハゲの原因になる」というものです。
この説を提唱した稲葉形成美容外科医院の稲葉医師は、ワキガ治療のために腋の下のアポクリン線(ワキガの元となるもの)や毛根を含む皮下組織をとるという手術を行なった際、初めて皮脂線と発毛の関係に注目しました。毛乳頭のある毛根部分をとれば再び毛ははえてこないはずなのに、患者の肢からまた毛がはえてきたことに驚き、「毛が毛球ごとぬけてしまった場合、毛は皮脂線から再び発毛する」ということを考えました。
再生毛は、皮脂線から毛包にロを開いている部分から出ており、毛母細胞で作られる毛球は毛の成長にともなってあとから作られていくのだといいます。
ではもっと脂を取り入れば皮脂腺が強くなって毛が再生するのではないかと考えたら大間違いです。栄養過多、肥料オーバーは皮脂線の排出郷の毛包を弱らせてしまうのです。
脂質を多く含む食品をたべすぎると皮脂線が肥大化してしまう。でも、なぜ皮脂線の肥大化が毛包を弱らせるのでしょうか。
ここでふたたび発毛・育毛の邪魔をする5α-DHTが関わってくるのです。

皮脂線とホルモンの関係
皮脂分泌の過剰は皮脂線内の5α-リダクターゼとテストステロン(男性ホルモン)が反応し、5α-DHTが活発に生成されると同時に起こります。
そもそも、テストステロンは毛球だけでなく皮脱線にも運ばれ、皮脂細胞の中にある5α-リダクターゼによってより強力な男性ホルモンである5α-DHTに変換され、5α-DHTは皮脂線細胞の増殖をうながすといいます。つまり、皮脂線が肥大することによ
り、テストステロンを分解する5α-リダクターゼを多くもつことになり、5α-DHTも通剰生産となってしまい、DHTが毛母細胞の増殖を抑えてしまうことになるわけです。そして皮脂は頭皮全体、とくに毛穴を覆ってしまいます。すると毛根が酸欠状態になり、毛根内のケラチン層での毛の硬化のための化学反応が抑制されます。頭皮からの酸素供給が髪の毛の製造には必要なのに、皮脂によって酸素がふさがれ、受け取れなくなってしま
うのです。
また、皮脂過剰は頭皮や毛根の炎症をも招きます。毛穴にこびりついた皮脂は簡単な洗髪ではなかなかとれません。そこで繁殖した細菌のために頭皮や毛根が炎症を起こし、それによって毛母が細胞分裂できなくなるのです。また、頭皮上の皮脂は空気や光で酸化し、脂肪酸という毒素に変わり、やはり炎症の原因となります。
毛乳頭に重要な役割をもつ幹細胞も、皮脂過剰によってダメージを与えられるといわれ
ています。
皮脂過剰による脱毛は「脂漏性脱毛症」と学名がつけられています。それは、いかに皮脂過剰が頭皮や毛根に悪く作用するかを表わしています。
よく、抜け毛が恐くてシャンプーの回数を減らしているという人がいますが、実際はいつも頭皮を清潔に保った方が逆に抜け毛予防につながるのです。また、脂っこい食べ物をたくさん摂りすぎないようにしたいものです。

強力なクスリができる?

毛乳頭の培養実験は毛はえ薬を生むか?
培養した毛乳頭で発毛研究が進められています。
たとえばラットに生えている毛の毛根から毛乳頭の部分を取り出し、その部分に培養しておいた毛乳頭細胞を埋め込んだという実験がありました。その結果は、本来もっていた毛乳頭が取り除かれ発毛が止まるはずの部分なのに、53%の毛包から発毛がみられたということです。それも、通常のヘアサイクルが復活して次々に発毛・育毛がおこるようになったといいます。
培養した毛乳頭細胞も自然の毛乳頭と同じように発毛させる力があるということがわかったのです。将来、人間の毛乳頭細胞が培養できるようになれば、毛髪の成長促進物質
を分離し、その主成分を取り出せば毛生え薬を生み出せるかもしれません。
また、ヒトの毛から毛包を採取して、毛乳頭を除いた毛包(A)毛乳頭を含む毛包の2種類をそれぞれコラーゲングルのなかで培養しながらその変化を観察した(B)という実験もありました。
A、Bのどちらも毛包細胞から増殖細胞が発生しましたが、形態が異っていました。
Aの方は毛包細胞を中心にして4方8方に広がったカビのように増殖しました。
一方Bの方は、毛乳頭を取り囲みながら増殖していき、毛包の長軸方向にそろって伸びていきました。しかも細長い増殖細胞の組織は、自然の毛の姿に似て内部に穴があいた管状の構造になっていたそうです。
そして次に、毛乳頭をもたない毛包と、ほかの毛根から取り出した毛乳頭を同じ培養液の中で培養してみました。
すると、増殖した毛包細胞が毛孔順に向かって伸び始め、毛乳頭を取り囲むようにして増え始めたといいます。

この実験により、毛乳頭には毛包を引きつける遁走因子があるということがわかりました。そして、毛乳頭には毛包を誘導する作用も確かめられたのです。

医薬部外品としての養毛剤
毛乳頭の誘導因子を抽出して毛はえ薬ができるかといえば、発毛とは毛乳頭だけの作用だけではないし、ちゃんとした細長い髪になるためのさまざまな要素の相互作用も必要と思われるため、いまわかっている発毛のメカニズムにおいては無理だといわれます。
やはり、。毛はえ薬‘はまだ当分の間夢なのでしょうか。
ハゲに悩み、わらにもすがりたい人はいままでもマスコミをにぎわせる養毛剤をいろいろ試し、奮闘努力したことでしょう。
過去、ブームになった養毛剤はいろいろありますが、その効果ははたして宣伝通りだったのでしょうか。ハゲる要因が人によってさまざまなように、一つの養毛剤がすべての薄毛さんに効くということは難しいでしょう。どれを試してもまるでだめだったという声も聞きますが、効く人もいれば効かない人もいて当然なのです。
また、自分に合わない養毛剤を必死に使った結果、頭皮にかぶれが起こったとか、ますます抜け毛がひどくなったなどのトラブルもけっこう多いようです。
それに、日本では厚生省の認可をとるのに時間がかかり、医者の処方箋なしでも自分で手軽に買える医薬部外品として市場に出した方が早く売れ行きに結びつくので、効き目より安全性の方を重視します。従来にない新しい、そして効き目のすごいものであればあるほど製品化・販売にいたるまでの道は険しいのです。
これまで出ている育毛剤の種類は200種あるとも300種あるともいわれていますが、ほとんどの商品は『医薬品』ではなく。医薬部外品として販売されています。医薬品と
して売るなら薬事法の規定により承認や認可が必要となり、効果や安全性をさまざまな実験によって実証しなければならずコストも時間も大きくならざるをえません。しかし、医薬部外品なら薬事法に基づいて成分の種類が指定されているので、指定成分を使っている範囲では、製造・販売の申請にあたって認可がおりやすいのです。したがって、医薬品としての効果があがる成分濃度をわざわざ低くして医薬部外品としての認可をとりやすくした育毛剤が多い、ということです。
このような状況では、どんなに効果の大きい育毛剤ができても、なかなか私たちの手元には届きにくいということになります。

究極の育毛剤『ミノキシジル』ってなに?

 アメリカのA社により男性的2300人を対象に行なった臨床実験で、有効率84%という驚異的な数字を出し、「究極の育毛剤」、「育毛剤の最高傑作」と世界中に評判が広がっている育毛剤があります。
「ミノキシジル」という名を耳にしたことがあるでしょうか?
A社で商品化されて以来すでに世界60ケ国で販売され、日本でも飲むタイプのミノキシジルを個人輸入して何としても手に入れようという人が増え続けています。(塗るタイプはリアップとして市販されてます。)
何故、こうまで注目されているのでしょうか。
まずこの育毛剤の注目すべき点は「世界で初めての男性型脱毛症の治療薬」とうたっていたことです。(のちにプロペシアの成分フィナステリドも出てきます)
従来の育毛剤・養毛剤は「脱毛予防」、「発毛促進」といった作用はうたわれていますが、男性型脱毛症の治療効果をうたったものはありませんでした。医療機関などで使われる医療品でさえ円形脱毛症の治療目的としたものはありますが、男性型脱毛症の治療を対象としたものはありません。
それが「ミノキシジル」は「若ハゲを治療する効果あり」とうたったのだから、若ハゲに悩み、いろんな育毛剤をためして空振りに終わった人にとって、それに薬品業界にとっても一大センセーションを巻き起こしたのは当然です。
FDA(食品医療薬品局)はミノキシジルを初めて正式な臨床試験を経た育毛剤(発毛促進)と認定しました。それ以後、他の育毛剤は科学的に証明されない限り「育毛効果がある」とうたってはならなくなったのです。
いままであらゆる育毛剤をためしては徒労に終ってがっかりしていた人々にとって、画期的な育毛剤の登場といえますが、ミノキシジルとはいったいどんな薬品なのでしょうか。なぜそれほど有効率が高いのでしょうか。

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ミノキシジル誕生秘話

血圧降下剤の思わぬ副作用
ミノキシジルは最初、アメリカのA社によって心臓の血圧降下剤として開発された人工の有機化合物でした。ところが、これを服用していた心臓病の患者から、2次作用として多毛症になったり、うぶ毛が太くなったという髪の顕著な発育が報告されたのです。
この副作用は全米各地に噂となって流れ、噂を聞いたある皮膚科の医師がミノキシジルの錠剤を砕いてアルコールに溶かし、自分のハゲ頭に塗ったそうです。彼の薄い頭にはうぶ毛ではない自然な毛が生えてきて、さらにミノキシジルを頭に塗る使い方が広まりました。そんな、本来の使用目的と違う使用の広まりにあわてたFDAが「ミノキシジルの不適切な使い方はしないように」と警告を出すさわぎにまでなったのです。
そこで、思わぬ副作用を有効な主作用として開発し直し、さらに臨床実験をすすめ、髪の毛に悩みを持つ男性2300人に一年間、朝・夜2度使用してもらったところ、なんと
84%もの人から効果あり、やや効果ありという回答を得たのです。男性だけではありません。女性600人に試してもらったところ、63%の人が「効果あり」「やや効果あり」
と答えたのです。
どうしてそんなに効果があったのでしょう。もともと、血圧降下剤とは、血圧を降下させるために、血管を拡張させる薬品です。それが育毛に大切な頭皮の末梢血管を拡張させる作用もあったのではないかというのかと考えられています。

ミノキシジルの効き目の真実

毛包の細胞を活性化させる
さて、肝心のミノキシジルの効き目についてお話ししましょう。
そもそもその薬効のもとは毛細血管を拡張させて血圧を下げるものでした。毛細血管の緊張を弱める作用の影響で、毛髪付近の血管も拡張して、血流促進により毛根に活力が与えられたと説明されてきました。まして、ミノキシジルには末梢の血流を増やす作用があるだけではなく、頭皮全体の血行を良くする効果があることが確認されました。

しかし、他の血液降下剤を試してみたところ発毛効果は表れず、驚異的な発毛効果は頭皮の末梢血管の拡張作用だけでは説明がつかなくなってきたのです。
その後、培養した毛包を使った実験を行ない、ミノキシジルはかならずしも頭皮への血行促進には関係しておらず、毛包の形成および成長に直接作用することがわかったのです。
また、培養したラットのひげの毛包を使って行なった実験では、ミノキシジルが毛髪の成長の調整に関係している遺伝子に直接作用していることもわかりました。加えて、勤物の細胞周期を調節している遺伝子が体毛の成長も促しているらしいこともわかりました。
毛髪は毛乳頭を取り囲む毛母細胞が細胞分裂して作られますが、ミノキシジルはどうやら毛乳頭の成長サイクルをコントロールする遺伝子に直接作用して発毛を促しているのではないか?つまり、ミノキシジルは毛包の細胞にじかにはたらきかけ、活性化させる効果があるらしいということが発見されたのです。

毛髪の成長因子をもつミノキシジル

毛乳頭と毛母細胞を活性化させることはサルの実験でも発見されています。
8頭のハゲザルにミノキシジル5%溶液を一日一回局所塗布したところ、約3ヵ月後、ほとんどのサルのハゲ部分に太く長い毛が生えてきました。その毛の毛根を顕微鏡で見てみると、男性ホルモンの影響で小さくなっていた毛乳頭と毛母細胞が拡大していることが認められたのです。
なぜミノキシジルで細胞が拡大するのかはっきりしたことはまだわかっていないですが、毛乳頭を活性化させるとうたっていても毛母細胞、毛乳頭の虚弱化は食い止められず、発毛してもうぶ毛であることが多い他の育毛剤とは一線を両しています。
また、ラットのヒゲの毛包で行なった別の実験では、毛包の培養液にミノキシジルを加えた後、DNA合成とタンパク質合成の増加が確認されました。それは、ミノキシジルが毛髪の成長の調整に関係している遺伝子に直接作用することを明かしています。
「ミノキシジルは本質的に、ちょうど成長因子のような作用をもっているようである」と研究者たちはコメントを出しています。ミノキシジルがどのように
毛髪の成長を促すかを解明することは、よりすぐれた脱毛症の治療薬を発見することにつながります。
まだまだ遺伝子を含めた毛髪の成長サイクルなど、基本的生物学における毛髪生理は解明されていない部分が多いのですが、血行促進剤に毛髪栄養分を加えたものがほとんどだった従来の育毛剤の世界に、細胞や遺伝子といった新しい要素が加えられたことは、育毛新時代到来を感じさせました。

O型ハゲ、若ハゲさんに効果大
ミノキシジルをさっそく試してみたいと思った方は多いと思います。
ここではミノキシジルを使うにあたって、もっと実際的な話しをしてみましょう。
まず、多くの症例データから傾向がわかったことなのですが、ミノキシジルには効き目がとてもでやすいハゲ方とでにくいハゲ方があるのです。
「ハゲ方のいろいろ」でも触れたハゲ方のパターンのO型、これは効果がでやすいハゲバターンです。一方M型は残念ながら効果がでにくいパターンです。なぜかはわからないのですが、O型に効果が出やすいというのはミノキシジルがもつ血管拡張効果がよく効くということから、O型の場合は男性ホルモンよりも血行障害の方が主たる原因ではないか、という見方があります。
ハゲた部分が小さければ小さいほど、治療開始の綿毛数が多ければ多いほど、またハゲている期間が短ければ短いほど、毛の再生能力と有意に相関するということです。
また、ミノキシジルは臨床データによると「早期男性型ハゲによく効き、硬毛の発生を増加させる」らしく、若ハゲ男性にはうれしいデータだと思います。
一方、ミノキシジルにも良いことばかりではないことも一応付け加えておかなければなりません。まず、軽いかゆみが出ることがあります。しかしそれは、一時的なもので、つけ続けることによって、頭皮が順応し(慣れ)、4、5日でかゆみは止まります。そして、(そのかゆみを経験した後に)育毛効果を実感したという声も体験者から多くきかれます。
すべての人に効果があるわけではなく、ハゲてから長い期間経つ人や髪の活性細胞が残っていない人には再発毛できない場合もあること。一般的に効果が表れるまで3ヵ月から一年の試用期間が必要で、もし髪を一年失っているとしたら1カ月では無理。とにかく途中でやめないで続けるという忍耐が必要だということ。しかし、長く続けるために大切な安全性はちやんとうたわれています。強い副作用などはなく、ホルモンのバランスにも問題は認められていません。

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