プロが選ぶ! ¥3,000以下のお家ワイン10選

日々の生活を彩るワイン、その賢い選び方を教えちゃいます!

シンガー・ソングライターでシニアソムリエの野田幹子氏に聞きました!

週末、家でくつろぐときには、ちょっと良いワインを開けてリラックス…なんて素敵ですよね。でも、いざお店でワインを選ぼうと思っても、たくさんありすぎて、どれにしたらよいのかわからない! どうせなら安くて美味しいワインを選びたい! そこで、シンガー・ソングライターでシニアソムリエという異色の肩書きを持つ野田幹子さんに、ハイアールジャパンセールス(株)で商品企画から販売戦略までを担う成田篤史が、ワインの選び方から楽しみ方まで、あれこれ聞いてみました!

野田幹子
シンガー・ソングライター/ソムリエ

大阪府豊中市出身。1987年「太陽・神様・少年」でCBSソニーよりデビュー。これまでにアルバム14枚、シングル11枚をリリース。1997年にソムリエ、2003年にシニアソムリエ、2000年にはチーズ・プロフェッショナルの資格を取得。新しいタイプのソムリエとして、各メディアで音楽とワインの愉しみを伝えている。2014年4月にワインバー「Canon」を白金台に再開させ、ソムリエとしてサービスもつとめるシンガーソング・ソムリエ。

成田篤史
ハイアールジャパンセールス(株)営業企画課で商品企画から販売戦略までを担う。

ワインとの出会い、心に残る一本

成田:
そもそも、野田さんがワインの道に入ったのは、いつ頃のことだったんですか?

野田:
私は20代前半でデビューした際に、お仕事や旅でヨーロッパ各国を訪れる機会がありまして、その時に現地で飲んだワインに感動したのがそもそものはじまりで…それから10年くらい経って、ワインの勉強を始めました。六カ国語を覚えるよりも、ワインのことを学んだ方がみんなとコミニュケーションが取れるし、ワインも自分で選べて楽しいかな、と。成田さんは、普段、ワインを飲まれますか?

成田:
飲みますね。最近は家の近くにカジュアルなトラットリアができてよく行くのですが、そのお店は料理はリストランテ並みのものを出すし、ワインもいろいろな種類のものを選ぶことができるんです。昔に比べて、選択肢が増えたように感じます。

野田:
そうですね。本当に世界中のいろいろなワインが入ってくるようになって…リーズナブルなものもたくさんありますし、選ぶ楽しみも増えていると思いますね。一般的に飲む方も増えていらっしゃいますし、いろいろなお店でワインを楽しめるのは日本ならではだと思います。ところで、これまで飲んだワインで“心に残る一本”などはありますか?

成田:
特定のブランドというわけではないのですが、学生時代、ベルリンに住んでいたことがありまして、その時に出会ったドイツワインが心に残っていますね。

野田:
ドイツワインですか、それは興味深いです。

成田:
当時は学生でお金もなかったので、ワインなんか買って飲んだりできなかったんですけれど、ちょうどクリスマスの時期にドイツ人の友達が『クリスマスはひとりで過ごしたらいけないよ。日本に帰るならいいけど、帰らないなら家に来なさい』と誘ってくれたんですね。それでその家に遊びに行ったら、朝からお水代わりに白ワインが出てきたんですよ。その時に「ドイツワインは甘い」という先入観ががらがらと崩れました。本当にさっぱりと水のように呑めるワインで。

野田:
ドイツのワインには度数が低めのものが多いので、すいすい飲めちゃうんですよね。最近はいわゆるハルプトロッケン(半辛口、中辛口)じゃないけれども、ほのかに甘みを感じるようなワインもありますし、日本の食事にもよく合います。だから、ドイツに行ってワインを買ってくるのは、いつもすごく楽しみなんです。現地では、いろいろ買ってもそんなに高くないので…。

成田:
野田さんは、家にたくさんワインがありそうですね。

野田:
職業柄ということもあって、結構ありますね。ワインセラーもあるのですが、どうしても入りきらなくて冷蔵庫に入れちゃってるものもあります(笑)。

成田:
弊社でもワインクーラーはつくっているのですが、ちょうど今月発売となったヨーロッパスタイルの“金と銀の冷蔵庫”(Haier Global Series)にも、ワインを収納できるようなボトルラックを装備しています。ヨーロッパではポピュラーなワインを寝かして収納できるラックで、ボトルがゴロゴロしないようになっているんですよ。ドアポケットでは入りきれない分を、そのラックで処理できるというわけです。

野田:
冷蔵庫でも、ワインを気軽に収納できるのはいいですね。

成田:
さらに、この秋にはワインを気軽に楽しんでみたい、初心者向けの小さなワインクーラーも登場する予定で、現在、いろいろと準備中なんですよ。

野田:
小さめのワインクーラーだったら、ひとり暮らしの男性のお宅にあっても良さそう。遊びに行ってさりげなく置いてあったら、素敵だなと思いますね。発売が楽しみです!

ブドウを知ることで、ワインの世界がぐんと広がる

成田:
今回は自宅で友達を招いて飲む時や晩酌にちょうどいい、家飲みに合うようなコストパフォーマンスの高いワインを、野田さんからご紹介いただくわけですが…最初にどのような基準で選んだかを教えてください。

野田:
御存知の通り、世界には本当に数えきれないほどのワインが存在しますよね。ワインは、その生産地、年(ヴィンテージ)、ブドウの品種などのさまざまな要因によって、個性が決まってきます。今回は“3,000円以下”というお題をいだたいたので、正直いろいろと迷いましたが、「その土地ならではのブドウ品種で造られているワイン」を中心に選んでみました。

成田:
ブドウの品種を知ることで、ワインの知識は格段に広がりますもんね。

野田:
そうなんです。ワインは醸造酒の中でも、何も足さない、何も引かない、ブドウそのものの個性がくっきりと反映されるお酒。ですので、ワイン選びのひとつの基準として、ブドウそれぞれの個性を知っておくと、飲んだことのないワインでもだいたいの傾向が推測できるようになるんです。私たちソムリエもそれをひとつの基準にしています!

野田幹子セレクト! ¥3,000以下のお家ワイン10選

ワインは、醸造酒の中でも、何も足さない、何も引かない、ブドウそのものの個性が反映されるお酒。今回は「その土地ならではのブドウ品種で造られているワイン」を中心に選んでみました。ワインが生まれた土地に思いを馳せながら、さあ、ワインを楽しんでみましょう!

Cru Monplaisir(クリュ・モンプレジール)
フランス/ボルドー
クリュ・モンプレジール 2011
お問い合わせ先:A

フランス・ボルドーの「メルロー」品種主体の赤ワイン。「カベルネ・ソーヴィニヨン」主体の赤ワインだと、時に渋味や酸が目立ち過ぎることもあるのですが、このワインはカベルネを補助品種にすることで、まろやかで上品な味わいに仕上がっています。

BODEGA PAZOS DEL REY(ボデガ・パソス・デル・レイ)
スペイン/ガリシア
シラ メンシア 2011
お問い合わせ先:B

最近注目されている、スペイン北部の固有品種「メンシア」100%で造られた赤ワイン。重すぎず、日本の食卓や日本人の味覚にも合うかと思って選んでみました。すみれの花、フランボワーズ等の優しい香りが感じられます。

Louis Picamelot(ルイ・ピカメロ)
フランス/ブルゴーニュ
ルイ・ピカメロ・ブルゴーニュ・ムスー ピノ・ノワール・セック
お問い合わせ先:B

ロマネ・コンティの故郷・ブルゴーニュ産の「ピノ・ノワール」100%の希少な赤のスパークリングワインです。シャンパーニュ同様、瓶内二次発酵をして造られた正統派。繊細な泡立ちなので、フレッシュながらも肉厚な味わいを楽しめるめずらしいワインです。

ZULL(ツル)
オーストリア/ワインフィアテル
ルスト&ラウネ グリューナー・フェルトリーナー 2013
お問い合わせ先:A

オーストリアワインを代表する「グリューナー・フェルトリナー」種のワイン。ほのかに白こしょうやコリアンダーのような柔らかなスパイスの香りを持ち、生き生きとした柑橘類のようなフルーティーな酸味は和食全般との相性が良いワインです。モダンでボップなラベルもSo Cool♪

勝沼醸造
日本/山梨県
甲州・テロワール・セレクション・祝(いわい) 2013
お問い合わせ先:B

ネーミングもキャッチーな「祝」は、品種を「甲州」のみに特化している勝沼醸造の祝(いわい)地区で収穫されたブドウのみで造られたワイン。シュール・リー製法(ワインを沈殿したオリの上でひと冬、熟成させる)による心地よいミネラル感がアクセントになっています。お持たせにもきっと喜ばれる日本的なラベルも魅力です。

Gérard Metz(ジェラール・メッツ)
フランス/アルザス
エーデルツヴィッカー 2012
お問い合わせ先:A

「シルヴァネール」を主体に「ピノ・ブラン」「ミュスカ」「リースリング」「ゲヴュルツ・トラミネール」の5つの品種をブレンドして造られた白ワインです。ラベルのデザインにかわいい音符があしらわれていて、まさに5重奏のよう。1000mlボトルなので、「今日は冷やして、くぴくぴ飲んじゃおう♪」というシチュエーションにぴったりの1本です。

KURFURST KARL KASPAR(クアフュアスト・カール・カスパー)
ドイツ/ラインヘッセン
アウスレーゼ 2012
お問い合わせ先:A

デザートワインとして選んだのが、今回の中で唯一のドイツワイン。アウスレーゼなのでしっかりとした甘みはあるのですが、ドイツらしい上品な酸とのバランスが素晴らしい一本です。デザートそのものとして、またひとくちのブルーチーズとのマリアージュは、1日の終わりに幸せな余韻を運んでくれます。
※アウスレーゼ:ドイツワインの等級のひとつ。充分に熟した房を選りすぐって作られるため、大半がやや甘口から甘口。

DREAMTIME PASS(ドリームタイム・パス)
オーストラリア/ヴィクトリア州
ドリームタイム・パス・スパークリング・ホワイトNV
お問い合わせ先:A

リーズナブルなのにとっても美味しいオーストラリアの白スパークリング・ワイン。私はこの“DREAMTIME PASS”という名前が好きで…“夢に誘うチケット”とでもいいましょうか、大人のロマンが感じられますよね。品種は「シャルドネ」&「ピノ・ノワール」の黄金コンビです。

Les Bulles de Juliette(レ・ビュル・ド・ジュリエット・シュニュ)
フランス/ブルゴーニュ クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブリュット・ロゼNV
お問い合わせ先:A

鮮やかなチェリー・ピンクが印象的なロゼ・スパークリング・ワイン。シャンパーニュ同様、瓶内二次発酵をして造られたクレマンなので、ラブリーな色合いながら、程よい旨みやコクが感じられます。「ぜひ好きな人、愛する人と飲んでほしい」と恋の成就を願ってデザインされたラベル、単なるジャケ買いではない確かな1本です♪

Chateau de l'Aumerade(シャトー・ド・ロムラード)
フランス/プロヴァンス
マリー・クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ 2013
お問い合わせ先:B

フランス王室御用達だったシャトーのロゼ。女性の曲線美をイメージした優雅なボトルも素敵ですよね。よく冷やして、海辺でもテラスでも…昼間からぜひ開けていただきたいワインです。意外と度数はしっかりあるんですけれど、パテやハム、ツナサンドやタラモサラダ、トマトのパスタなど淡いピンク〜オレンジ色のお料理と合わせて、気軽に楽しんでください。

お問い合わせ先:A
ワインショップ「イーエックス・ワイン」

バーガンディ株式会社
TEL:03-5875-8851
営業時間:10:00〜18:00(土日祝日、夏季及び年末年始の休業日を除く)

お問い合わせ先:B
ワイン通販「RA WINE」(株式会社ライツアパートメント)

株式会社モトックス
TEL:0120-344101
営業時間:9:00〜12:00、13:00〜17:30(土日祝日、夏季及び年末年始の休業日を除く)

※ワインの価格については、取材時(2015年5月)の価格を基準にしています。
※ワインの在庫については、日々変動しておりますので、詳細は各お問い合わせ先にてご確認下さいますようお願い申し上げます。

    

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