年末に準備が吉! 新年初デートは縁起の良い七福神めぐりへ

全国各地でできるパワースポットめぐり。この季節にしかできないデートに彼女を誘ってみよう!

新年のデートといえば“初詣”。
でも、自宅近くの寺社に行ったら、お参り自体はあっさり済んでしまいますよね。せっかく彼女と待ち合わせたのだから初詣のあと何かしたいのに、新年はやっているお店が少なく選択肢がありません。かといって有名どころの寺社はものすごい人混みなので、長時間並ぶ覚悟が必要です。初詣はもちろん大切な行事ですが、もっとデートとして楽しめるいいアイデアはないものか・・・。

そう思って探してみたら、ピッタリなものが見つかりました! その名も“七福神めぐり”。江戸時代から続く正月行事で、一般的には1/1〜15頃行います。全国で約140コース、都内だけでも30以上のコースがあり、それぞれの街の個性と歴史を感じながらお散歩できちゃうんです。これならいつもと違う新年デートとして、彼女と思いっきり楽しめそうですね。

今回は東京の中でも歴史が古く、ついでに浅草界隈を観光できる『隅田川七福神』を実際に歩きながら、七福神めぐりの楽しみ方をご紹介します。ぜひ、健康的にお散歩しながら縁起もかついで、素敵な新年をお迎えください!

歩きながら披露すれば、盛り上がることまちがいなし! 彼女を感心させる基礎知識を覚えておこう

【それぞれの神様の由来とご利益】
七福神とは、福をもたらすといわれる七柱の神様です。庶民に人気が高く、現代でも日本各地で信仰されています。場所によっては、さらに一神加えて八福神としていることもあります。

恵比寿天(えびすてん)
◎商売繁盛、除災招福、五穀豊穣、大魚守護
右手に釣り竿、左手に鯛を抱える。イザナミ・イザナギの第三子といわれる。

大黒天/大黒神(だいこくてん/だいこくしん)
◎五穀豊穣、子孫愛育、出世開運、商売繁盛
右手に小槌、左手に袋を持ち、米俵を踏まえる。ヒンドゥー教のマハーカーラ神が大国主命と神仏習合したといわれる。

毘沙門天(びしゃもんてん)
◎武道成就、降魔厄除、家内安全、夫婦和合
右手に矛、左手に多宝塔をかかげ、邪鬼天の邪鬼を踏みつけている。インドのヒンドゥー教のクベーラ神。多聞天(たもんてん)とも呼ばれる。

弁財天/弁才天(べんざいてん)
◎恋愛成就、学徳成就、諸芸上達、福徳施与
琵琶を奏でる七福神で唯一、女性の神様。古代インド河の神で、サラスヴァティーという河のさざ波の音が神格化された。

福禄寿(ふくろくじゅ)
◎財運招福、延命長寿、立身出世、招徳人望
頭が長く、不老長寿の薬の入ったヒョウタンを持っている。鶴や亀を連れている場合も。中国の神様で南極星の化身といわれている。

寿老人(じゅろうじん)
◎幸福長寿、家庭円満、延命長寿、福徳智慧
巻物を結んだ杖を携え、長寿の象徴である鹿を連れている。福禄寿と同じく、中国で星の化身といわれる神様。

布袋尊(ほていそん)
◎千客万来、家運隆盛、家庭円満、商売繁盛
福々しい姿に大きな袋を背負っている。中国に実在した禅僧で、無邪気で無欲な心の豊かさを諭している。

【七福神めぐりの起源】
室町時代から、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かるといわれていました。それが“七福神めぐり”という正月行事になったのは江戸時代。当時の江戸(今の東京)には商人をはじめ、たくさんの庶民が住んでいました。なにせ娯楽の少ない時代ですから、庶民は旅行などめったに行けません。そこで、初詣の延長として1年の福を祝いながら、ちょっとした観光ができる参拝コースが作られたのです。つまり、東京発祥の、粋な江戸っ子たちの遊びだったんですね。そこから全国に流行し、各地で七福神コースが作られるようになりました。
ちなみに、七福神スポットを調べると神社だけでなくお寺もあって不思議に思うかもしれません。実は、昔の日本では神様と仏様が同じ場所に納められていることも珍しくなかったのです。それが明治以降に、神社とお寺をしっかり区別するようになりました。普段見ている寺社も歴史を辿ってみると意外な発見があって面白いですね!

【御朱印を集めながらまわろう】 参拝の証にそれぞれの寺社で筆文字を書いてもらいながら御朱印をいただくのが、七福神めぐりの楽しみのひとつ。御朱印をもらえる期間は1/1〜15頃が一般的ですが、コースごとに異なるため下調べをしてから行くのがオススメです。御朱印期間外でも、記念が残るようスタンプなどを設置している寺社も多いですので、参拝コースとしてなら1年を通していつでも楽しめます。

また、御朱印以外にもご利益のある授与品を用意しているコースもあります。隅田川七福神の場合、それぞれの七福神人形と宝船も有名です。

■UPGRADE的七福神めぐりポイント(1)
彼女に「歩きやすい格好で」と伝えておこう

コースによって所要時間はまちまちですが、御朱印を待ったり寄り道をしたりと、七福神めぐりは思ったより時間がかかります。彼女と一緒にめぐるなら「歩きやすい靴とあたたかい格好」と指定してあげましょう。万が一に備え、カイロなどを用意しておけば、彼女から「気が利く!」と喜ばれるかも知れませんよ。

いざ実践。江戸の粋がのこる隅田川七福神めぐりに挑戦!

谷中七福神と並ぶ、東京を代表する七福神コースのひとつです。
隅田川付近は江戸時代、文人墨客と呼ばれる文化人に愛されたエリアでした。その中のひとり、骨董商の主が中心となり「正月になにかおもしろいことをやろう!」と作られたのが隅田川七福神。コース付近に名所も多く、毎年多くの参拝客でにぎわいます。

【DATE】

  • 御朱印をもらえる期間:1/1〜7

  • 御朱印色紙などの購入場所:多門寺、三囲神社の2ヵ所

  • 所要時間:3時間〜

  • 公式Facebook(御朱印期間に行われるコース周辺のイベント情報が満載)

  • 公式ホームページ(コース周辺の見所情報が掲載された地図はこちらから)

【懐かしい木造駅舎の堀切駅からスタート】 七福神めぐりはどこからスタートしてもいいんですが、どうせなら東京スカイツリーに近づくコースがいいよね、ということで東武線・堀切駅をスタート場所に設定。降りたってみると、レトロな駅舎にびっくり。東京にもまだこんな場所があるんですね。

【住宅街を進んでいくと・・・早速、1つめの多門寺を発見!】 堀切駅から5分ほど歩くと、毘沙門天のご本尊が安置されている多門寺が見えてきました。こちらでは御朱印の色紙を購入できますが、残念ながら取材日は七福神めぐりの期間ではなかったのでスタンプラリー用の色紙を購入することにしました。今回は御朱印代わりにスタンプを集めながらまわっていきましょう。

境内を見てみるとタヌキ、タヌキ、タヌキの置物。 その昔、人に悪さをするタヌキが住んでおり、和尚さんが毘沙門天に祈ることで退治したそうな。退治されたタヌキは以降、人々の守護にあたっているといわれています。

【いきなり約25分のロングウォーキング。黙って歩くのは御法度です!】
多門寺を出ると本コース一番の難所が待ち構えています。長距離をいかに楽しく移動できるかが、七福神めぐりデートの腕の見せどころ。最初に紹介した基礎知識や、ふたりの今年の目標など、会話を弾ませ彼女を退屈させないよう心がけましょう。歩くスピードも彼女に合わせてあげてくださいね。

多門寺では七福神コースマップをもらえます。こっちでいいのかな?と不安になりそうなポイントで道案内が出ていてひと安心。バスも走っているので、自信がない人は利用してみるのも良いと思います。ちなみに取材スタッフは普段まったく運動しませんが、おしゃべりしているうちに歩き終わっていました。

■UPGRADE的七福神めぐりポイント(2)
あえてスマホに頼らず歩いてみよう

すっかりマップアプリに慣れてしまった現代人。今回ばかりは紙の地図だけ頼りに歩いてみるのはいかがでしょう。多少、道に迷うのも一興です。「こっちでいいのかな?」「こっちじゃない」なんてふたりでワイワイ話し合いながら歩くことで、より自然に彼女との距離が縮まるかもしれませんよ。

【2つめの白鬚神社に到着! そして知る、衝撃の事実・・・】 看板を見て、やったー!着いたー!と歓声をあげる取材スタッフ。こういう達成感が七福神めぐりのいいところですね。さて、ここは寿老人が納められているといわれ・・・え、いない? どういうことでしょう?
話は江戸時代に遡りまして、隅田川界隈で七福神めぐりを作ろうと計画したところ、なんと寿老人の納めた寺社がなかったそうです。そこで、寿老人に風貌の似ている白鬚大明神にお正月の1週間だけ寿老人の代わりになってもらおう!と決めたんだとか。そんなのアリ?と思うかも知れませんが、これこそ江戸っ子の遊び心。堅苦しいことは気にせず、我々も楽しむことにしましょう。ちなみにこうした謂れがあるため、隅田川七福神では寿老人ではなく、寿老“神”と呼びます。

白鬚神社ではカラフルな色あいが可愛い、災難除けの曲玉鈴を発見しました。こういう縁起物は記念品としても素敵ですね。

【3つめは寺社じゃない! 季節の木々が美しい向島百花園】 白鬚神社のすぐ側にあるのが向島百花園。隅田川七福神は江戸時代、こちらの主でもあった骨董商の佐原鞠塢が福禄寿の像を持っていたことからはじまったのです。丁寧に手入れされた庭園は現在、東京都が管理しています。1/1〜3の期間、百花園は閉園中ですが、七福神めぐりはできますのでご安心ください。

少し歩き疲れてきたので、甘酒をいただきながらひと休み。売店で見つけた七草の野菜を使った砂糖漬けのお菓子(800円)は、江戸からつづく老舗菓舗・梅鉢屋の一品。梅鉢屋本店と東京スカイツリー内のアンテナショップのほかは、こちらでしか購入できません。

【15分のウォーキングは中盤の勝負所! そろそろお腹が空いてくるころ】
向島百花園から次の寺社までは少し距離があります。じっくり調べながら歩いたため、スタートからここまですでに2時間半が経過・・・。というわけでお昼ご飯にしましょう! この付近で大人気のお店といえば、天ぷらの老舗『河原のあべ』。 名物の河原の天丼(1,800円)を注文すると、その迫力にビックリ! 大粒のホタテやアナゴなど、江戸前の仕事が光ります。元旦から営業していますので、ぜひ寄ってみてください。

天丼の食べ応えはバツグンでしたが甘いものはまた別腹、ということで名菓の『言問団子』もパクリ。あずき餡、白餡、味噌餡と3色ごとに味が楽しめ、やわらかな口当たりと上品な甘さが堪能できます。店内で食べるなら、甘さを引き立てるお茶とのセット(630円)がオススメ。こちらも元旦から営業しています。

■UPGRADE的七福神めぐりポイント(3)
美味しいもの情報を仕入れておこう

たくさんの人が参拝する七福神コースの近くには、名物・名菓のお店も多いです。どんなお店があるか調べておけば、彼女をスマートに案内できますよ。特に年始はいつから営業しているか押さえておきましょう。また、トイレ休憩ができそうな場所もいくつか候補を出しておくとさらに安心です。

【後半戦スタート! 4つめの長命寺は幼稚園の中に発見】 腹ごしらえもしたところで、いよいよ七福神めぐりの再開です。弁財天を納めた長命寺は、河原のあべの向かい、言問幼稚園のなかにあります。芸事の神様ということもあって、参拝時間がちょっぴり長めの取材スタッフ。全部のご利益はもちろんあやかりたいですが、なかでもこれ!というものを決めておくと、七福神めぐりの目標が増えていいですよ。 長命寺の由来となった長命水の井戸などをはじめ、石碑など歴史を感じるものがたくさんあるお寺でした。

【5つめの弘福寺は勝海舟も通ったお寺】 長命寺のすぐ隣が、布袋尊を祀る弘福寺です。こちらは同禅宗のなかでも、もっとも中国に近い宗派として名高く、勝海舟などの偉人が禅修行に通った歴史があります。

さらに、咳の爺婆尊という石像も有名です。爺像は喉の病に、婆像はせき止めにご利益があると信仰されており、境内ではせき止飴も売られていました。

スタンプを押して振り返ると・・・おお! 東京スカイツリーがあんなに大きく見える!

【ゴールはもうすぐ! だけど、お土産を買ってちょっと寄り道】
弘福寺から三囲神社までの道はお店などが多く、だいぶ栄えた印象です。途中、デートにぴったりなお店を発見しました。『まねき屋』は向島の芸者さんや日本舞踊のお師匠さんも通う京小物のお店。かんざしや扇子のほかにも、ちりめん友禅の香袋(小410円)などの小物もたくさん扱っています。和小物は色んな柄があるので、彼女と一緒にどれが似合うか選ぶと楽しいですね。

■UPGRADE的七福神めぐりポイント(4)
たっぷり寄り道するなら、午前中からまわるのがベスト

御朱印ブームと合わさり、七福神めぐりを行う人が年々増えているようです。あまり遅い時間から歩きだすと、御朱印を書いてもらうだけでギリギリになってしまうかも知れません。七福神めぐりは神事でもあるので、心に余裕が作れるよう早い時間からはじめるようにしましょう。

【6つめ、7つめは同じ場所に。厳かな雰囲気たっぷりの三囲(みめぐり)神社】 大黒神と恵比寿神はどちらも商売繁盛にご利益のある神様。二神一対で納められることも珍しくないそうです。より江戸の中心に近い場所にあることからも、商人に愛された神社と分かります。
こちらは狛犬、狛狐、狛ライオン(!)が並ぶ、ちょっと珍しい境内。木々の生命力も加わり、パワースポットの雰囲気をバシバシ感じます。
そしてスタンプラリーもついに完成! 思わず拍手する取材スタッフ一同。スタンプでこんなに盛り上がるのだから、御朱印だったらさらに嬉しいに違いありません。

【いざ、ゴールのその先へ! 楽しいデートはまだ終わらない。隅田川を渡って浅草へGO】

七福神めぐりは終わりましたが、ちょっと足を伸ばせば浅草です。仲店を巡るもよし、お酒が飲めるお店で祝杯をあげるもよし、夕飯を食べて行くもよし。まだまだ遊びがいがあるのが隅田川七福神。とってもまわりがいのある、楽しいコースでした!

■UPGRADE的七福神めぐりポイント(5)
ゴール場所は繁華街近くに設定しよう

どの七福神めぐりも、まわる順番は特に定められていません。もしコースを作るなら、繁華街や主要駅に近い場所で終わるようにすれば、そのあとのプランが立てやすいです。

隅田川だけじゃない! ほかの七福神も調べてみよう

【サクサク短時間でまわれ、お買い物もしやすい日本橋七福神】 東京で一番短いコースと言われているのが日本橋七福神。人形町付近ではお茶屋さんも多く、寄り道しがいのあるコースです。七福神めぐりのあとは日本橋のデパートで初ショッピング、なんて楽しみ方もできます。なお、2016年は水天宮が遷移中のため、ご注意ください。

【DATE】

  • 御朱印をもらえる期間:1/1〜7

  • 所要時間:1時間30分〜

【アクセス抜群! 東京のド真ん中をまわる港(麻布)七福神】 都会派のカップルにオススメなのがこちらのコース。六本木ヒルズや東京ミッドタウンなどの近くにある寺社をめぐります。こちらは七福神に加えて、宝船を祀ったお寺も含め8ヵ所が参拝コースです。

【DATE】

  • 御朱印をもらえる期間:1/1〜15

  • 所要時間:3時間〜

【東京以外にもたくさんある! 自宅近くの七福神コースの探し方】
「(行きたい場所の)都道府県名 七福神」で検索してみましょう。意外と家のすぐ側にコースがあるかもしれませんよ。歩く前に簡単な歴史やスポットをおさえておけば、隅田川七福神のように1日たっぷり遊べるはずです。

季節にちなんだイベントは、記憶に残るデートにぴったり

無理に遠出をしなくても、お金をたくさんかけなくても、楽しいデートは計画できます。とくに季節にちなんだ内容なら、彼女の興味も増すはず。四季折々の行事がある、日本ならではのデートに彼女を誘ってみましょう。どうぞ恋愛運をアップさせて、皆さんの2016年が素敵な一年になりますように!

    

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  • 2017.04.05

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