プロフェッショナルの「仕事」を支えるこだわりの逸品とは?

こだわりの仕事道具、そのアイテムから仕事への姿勢を紐解いていきます

普段、なかなか見る機会のない他人の「鞄の中身」。
雑誌などでは、プライベートな鞄の中身を特集した記事などはよく見かけます。しかし、「プロの仕事道具」となるとなかなか覗く機会はないもの。

そしてなにより、仕事に直結する道具というのは、その人の“仕事へのこだわり”も垣間見れるものです。

そこで今回は、各分野のプロフェッショナルが仕事で使う、こだわりの逸品を聞いてきました。
是非、プロフェッショナルの仕事のこだわりを参考にしてみてください。

編集長 後藤亮輔さん

後藤亮輔
コピーライター出身。広告制作会社でTVCF、新聞広告、絵本などのコピーを手がけ、エン・ジャパン(株)では、IT/Webの専門サイト「CAREER HACK」の編集・ライティングに関わる。
後に(株)フォトクリエイトでオウンドメディア「STANDS!」を立ち上げ、編集長としてコンテンツ企画・取材執筆に加え、計5メディアとのアライアンスを実施。現在は個人のEditorとして、株式会社コルク、デサントとの仕事も。

まず1人目はオウンドメディア支援をしているサムライト株式会社でコンテンツ最高責任者をしている後藤亮輔さん。
仕事内容は、サムライト社が関わる全てのメディアのクオリティーチェックや企画案のチェックなどを行っているそうです。また、自らも執筆、編集も行っておりプレイヤーとしても活躍をしています。

そのため、常日頃からインプットを意識し、企画のタネを探しているそうです。“編集者”という肩書きから持ち物は多め……だと思いきや、とてもシンプルな鞄の中身でした。

後藤「基本的には“持ちすぎない”ということを意識しています。だからバッグの中も多くの物は入っていません」

まずは、仕事道具で1番使用するMacBookAir。
このアイテムは、執筆、編集、企画チェック全てにおいて活躍するアイテムだそうです。
後藤「貼ってあるステッカーは今まで関わってきた企業さんやインタビューさせてもらった企業さんのモノです」

また、AmazonのKindleは漫画を読む際に使っているとのこと。
後藤「Kindleと雑誌は、企画のタネを集めることに使っています。Kindleでは漫画を読みますね。漫画や雑誌から、企画のタネは見つけられる。なので、新しい隙間の時間でチェックをしてインプットを欠かさないようにしています」

そしてiPhone。
後藤「iPhoneはもしかしたら、PCより多く使っているかもしれません。企画チェックやインタビューの際の音声録音、カメラとしても使っています。また、原稿を修正することもあります。出先でのチェックが多いので、いつでもどこでも使えるiPhoneは本当に強い味方ですね」

企画のタネとなる雑誌が2冊、日課のランニングで使うサプリが入っていました。

後藤「あとハンカチは必須です。用途は手を拭くなどそのようなことではなく、インタビューの際にiPhoneで音声を録音するため、iPhoneの下に敷く為に使っています。バイブの振動などインタビューを受けてもらう方に失礼にあたりますから。また、インタビューの空気を壊したくないんです。シナジーが生まれる瞬間ってやっぱりある。その空気感を大事にしたいから、余計なリスクは排除したいんです」

後藤さんのアイテムは少なかったですが、その分個々のアイテムを存分に使っていました。

後藤「僕のこだわりは“モノを極力持たない”ということです。なるべく身軽に、不要なモノを排除して持ち物もシンプルに集約しています。というのも、仕事柄、取材で飛び回ったりオフィスとは違う場所で作業をすることが多いので。そして、シンプルにしていきたいのは持ち物だけではなく、生き方もシンプルに“編集”していく。それが僕のテーマです」

後藤さんの実家はもともと家業を営んでおり、お父様が倒れてしまった際に「家業を継いでくれ」と言われたそうです。実は、お父様はもともとライターや編集者になりたかったそう。

しかし後藤さんは家業を継ぐことをしませんでした。
代わりに“意思を継ぐ”事を選んだのです。
後藤「“父がなりたかったモノになる”ということを選択しました。実家を継ぐ方が楽だったかもしれません。実際、新卒の時や駆け出しの頃はお金がなくて年間250日くらいはうどんを食べていましたから(笑)。でも、今CCOという立場になって、ちょっと美味しいものも食べれるようになりました」

自分の力でここまで昇って来た後藤さん。後藤さんのこだわりは“シンプル”でした。

作詞家・文筆家 秋谷銀四郎さん

秋谷銀四郎
東京都出身。大学卒業後レコード会社に入社。
宣伝部を経て制作ディレターとして徳永英明などを手がけ、本格的な作詞家活動を始める。徳永英明をはじめ、光GENJI、チャゲ&飛鳥、織田裕二、永作博美、前川清など多数のアーティストを手がけ、アニメ「幽遊白書」や横浜ベイスターズ球団歌「熱き星たちよ」など幅広く作詞。
また小学館、光文社、読売新聞社、旺文社、ソニーマガジンズなどと組んで精力的に海外取材を行い、旅行作家、小説家としても数々の作品を残す。音楽プロデューサーとしてジャズの世界にも活動の幅を広げ、多くのアーティストのプロデュースも行っている。

そして2人目は作詞家・文筆家として活躍している秋谷銀四郎さん。
現在の仕事内容は、作詞、ライブのプロデュース、イベントプロデュース、また文筆家として様々な媒体で執筆も行っているそうです。

その多才な秋谷さんこだわりの仕事アイテムはどのようなモノなのでしょうか。

秋谷「アイテムを選ぶ上で、“まぁいいか”という感情は極力排除しています。大切なのは自分で選ぶということです」

そんな秋谷さんは海外での仕事も多く、まずはとても年季の入ったスーツケースをお見せしてくれました。 秋谷「これは、20年使っているゼロハリバートンのスーツケースです。ずっと修理しながら使い続けています。先日NYからの帰路にパリのテロの影響かアメリカの保安検査が厳しくなり、インスペクションで見事に鍵を破壊され、また修理入院の予定です(笑)。また、海外取材のお供にはパスケースも欠かせないですね。パスポートも、チケットもお金も全て入る財布です。これもずっと使っています」

事実、取材先などが海外のことも多い秋谷さんは旅行バッグが仕事バッグというほどだそうです。 そこで重宝するアイテムはこちらのパスケース。

そして、文筆家ならではのアイテムも紹介してくれました。 秋谷「これもずっと永く愛用しているモレスキンの手帳です。アイデアが浮かんだ時は、ここにメモを取っています。書く時は0.9mmのシャーペンを使います。モレスキンは書き心地がいいですね。紙の素材が劣化しないものを使っているそうなので“昔のアイデア”も色褪せず確認出来る、というのもモレスキンを使う理由です」

いい意味でアナログなアイテムを使っている秋谷さん。しかし、それだけではなくデジタルなアイテムももちろん使っています。 秋谷「このICレコーダーは高いものではありませんが、プロユースのモノです。ライブの音響をチェックしたり、浮かんだ詩を吹き込んだりします。わざわざ使うのは様々なファイル形式に対応しているからです。音質がイイモノでチェックしたいですから」

秋谷「そして、iPadは“海外取材”に出た時に重宝します。先日、ニューヨークのブルックリンを中心に取材に行った時にiPadにいれて行ったNYの地下鉄マップや乗換案内が大変役に立ちました。移動の多い取材には欠かせません」

このようなこだわりがあっても、「若い時ほどモノへのこだわりがなくなりロクなものをもっていません」という秋谷さん。

秋谷「若い時はムダな苦労をするものです。それはそれでいいことなのですが。私自身がそのような経験をして感じることは、人間関係もアイテムも“奇をてらったモノ”は残らないのだということです。言い換えれば、普遍的なものが残っていくんです」

秋谷さんのアイテムにも“普遍的なモノ”が多かった理由。それは若い頃にした様々な苦労から“信頼出来るアイテム”を選んだ結果、このような形になったのです。

秋谷「若い時は多くの困難にも直面しました。でもそれを乗り越えて、今は海外も自由に行けるし、休みの日は好きなワインを飲みにいける。幸せですね」

様々な苦労を通して、好きな道に生きる秋谷さんのこだわりは“普遍的なアイテム”でした。それは作詞や文筆にも通ずる“普遍的”という芯が通ったモノでした。

服飾デザイナー 山口真弥さん

山口真弥
1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。
専門学校東京メディアアカデミー卒業後、企業にて皮革製品のデザイナーを務めるかたわら、2009年、Long Tall “Sally”と名付けたメンズハイヒールスニーカー1型でShinya yamaguchiを始動。
RYNSHU 2010AWおよび2011SSコレクションにてフットウェアをコラボレートし、パリメンズコレクションにて発表。一時活動休止期間を経て、2012年に起業し、Shinya yamaguchiを再始動。2012AWコレクションよりウェアも含めたトータルコレクションの展開を開始。2015SSシーズンにてVancouver Fashion Weekに招待デザイナーとして参加し、ランウェイデビュー。

そして3人目は服飾デザイナーの山口さん。
現在の仕事内容はご自身のブランドであるShinya yamaguchiのデザイナーをしています。
この日も、全身ご自分でデザインされた洋服で来ていただけました。

服飾デザイナーとして活躍され、ご自身のブランドの経営もしている山口さんのこだわりアイテムはどのようなものなのでしょうか。

山口「革新的であること。それが僕のテーマです」

そんな、山口さんがこだわるアイテムは、まずはデザインを行う筆記用具です。 山口「これは下書き用のシャーペンと消しゴム、清書用のペンセットと修正液です。シャーペンは敬愛してやまない井上雄彦先生のイラストが施された限定モデルのステッドラー(0.9mm)を一貫して使用しています。スタイル画というと、スタイリングされた全体の絵を浮かべる人が多いかもしれませんが、私の場合はもうスタイリングが出来上がっているので、より具体的に一点一点のアイテムを書くんです。そのための道具ですね」

山口さんが敬愛してやまないクリエイターは、スラムダンクやバカボンドを描いている井上雄彦氏、そして芸術家である岡本太郎氏でした。 山口「岡本太郎さんは、作品だけではなく、生き方そのモノに多大な影響を受けています。著作を読むと1ページ目で“ぶっ飛ばされる”という感覚になります。井上雄彦さんもそうですが、“岡本太郎というジャンルを作った”ということが、仕事に通ずるリスペクトをする点です」

そして、デザインを書くスケッチブックも。 山口「これはデザイン活動のカナメです。自分の作品にも通じるポップでカラフルなデザインかつ定番でもある、マルマンのアートスパイラルを(B4サイズ)を使用しています」 山口「スケッチは細かく描いています。靴なんかは原寸大で描いたりもするので」

デザインのインスピレーションは先に挙げたクリエイター、そしていつも持ち歩いている古雑誌からも着想を得ているそうです。 山口「これは90年代のスニーカーの雑誌です、インスピレーションソースとして多数保管しています」

もともとバスケットをしていたという山口さん。今でも休日にはストレス発散のためにバスケをしているそう。そのような理由もあり、特にバッシュが好きで、もともとファッションにハマったきっかけも“スニーカー”からだったと言います。

山口「小学生の時にスニーカーブームが来たんです。それでスニーカーにはまって。ファッションの道を志したのも、スニーカーにハマったことからですね。実際、最初に作ったのも靴でした」

同時にファションアイテムとしてこだわっているのはメガネ。ブランドは“EFFECTOR”の「fuzz-s」というモデルを仕事中に愛用しています。

山口「ロックを感じるデザインとブランディング、メイドインジャパン(福井産)の高いクオリティに共感し、その他ブランドのアイウェアはすべて手放しました。ここ数年EFFECTORのみ愛用しています。日本の職人の腕は凄いので、海外のブランドを使うのはやめました」

そして、仕事でコレクションブックを作る際に写真の加工、情報取得など行うアイテムはApple製品だそうです。

山口「仕事の必需品です。フォトショップやイラストレーターなど多くのことに使っています。そしてなにより敬愛する“スティーブ・ジョブズのスピリットをまとう”という意味合いにおいても重要なアイテムです」

山口さんが多く口にしていたことは「革新的」というワードでした。 実際に仕事鞄に入れていたアイテムも、革新を起こしてきた人物のプロダクトが多いという共通点がありました。

山口「井上雄彦氏、岡本太郎氏、スティーブ・ジョブズ氏、選ぶアイテムはプロダクトに惚れるというよりも、“作った人に惚れる”という側面があります。ファッションもそうで、いつも“革新的であることと普通に着られることのせめぎあい”なんです。浮世離れしすぎないように、革新性を持たせながら日常生活に服を落としこむということを意識しています」

そんな山口さんもブランド立ち上げ当初は自暴自棄になった時もあったそうです。

山口「1年くらい自暴自棄な時期がありました。当時勤めていた会社内で自分のブランドを立ち上げたのですが、不景気になってしまって“トカゲのしっぽ切り”じゃないですけど、切られてしまって。そこからラグジュアリーブランドの販売員になって食いつないだりしていました。でもそれじゃダメだ!と思って。26歳の頃に一念発起して起業してって感じです。あの頃が1番辛かったですね」

革新性を追い求めて日々探求を続ける山口さん。持ち物に共通するテーマを自身でも体現し、仕事に打ち込んでいました。

外資系保険会社勤務 寺本健太郎さん

寺本健太郎
大手メーカーを経て、外資系保険会社に転職。まもなくして、世界中の保険外交員トップ1%しかなることの出来ないトップ保険外交員の証「MDRT(Million Dollar Round Table)」会員に。現在では新人指導などのマネージメント業務も行う。

そして最後の4人目は外資系保険会社に努めている寺本さん。
現在の仕事内容は、今までの経験を生かして、新人セールスマンの教育や指導を中心に幅広く業務を行っているそうです。

そんな寺本さんの、セールス現場でのこだわりアイテムを聞きました。

寺本「これはカルティエのペンです。どんなシーンで使うかといいますと、“商談の際にお客様にサインしてもらう時”に使います」

続けて寺本さんはこう話してくれました。

寺本「保険というのは、自分が万一の時に大事な人に恩返しをする大事な仕組みなんです。人は保険加入のサインをする際、両親や大切な人を思い浮かべながらサインをします。その“大事な瞬間”を覚えておいて欲しいんです。中には、サインをする時手が震えてしまう方もいらっしゃいます。人生で何度も“手が震えながらサインをする瞬間”ってないじゃないですか。その特別なときに適当なペンではいけない。だからこそ、カルティエのペンを使っています。“お客様の記憶”に残るように」

おおぶりなカルティエのペン。そしてもう一本持っているペンもカルティエでした。 寺本「これは一回り小さなモデルです。大きすぎて書けない女性の方などに使ってもらいます。お客様に合わせてペンを変えるということも意識しています」

そして、次は名刺入れ。 寺本「これもカルティエです。人があまり持っていないかつ、高級感があるものという視点で選びました。実際はこの時の自分がカルティエブームだったのですが(笑)。1番最初にお客様の目に触れるものが名刺入れなので、手入れはかかしません」

そして、オーデマピゲの時計。 寺本「これは最近買ったものです。もともと時計はずっと持っていなくて。でも、どうせつけるのならちゃんとしたものを着けたかったんです。でも、めちゃくちゃ高くてビックリしましたね……。でも頑張って購入しました」

寺本さんは言います。

寺本「保険のセールスマンというのは“自分が商品”なんです。だからこそ、いつも自分をどう演出するのか?というのを考えています。仕事柄、経営者の方などにお会いすることも多いので、時計などの小物には気を使います」

そして、胸に輝くバッジ。見たことのないモノですがこれはなんでしょうか。 寺本「これは、MDRT(Million Dollar Round Table)会員のバッジです。今世界には保険のセールスマンは約400万人います。その中の上位1%の4万人しかこのMDRT会員にはなれません。基準は“世界基準”で統一されています」

世界の保険セールスマンの中で上位1%しかいないMDRT。

寺本「今の会社に入ってからMDRTの存在を知ったんです。知った瞬間に“必ず2年以内に会員になる”と心に誓いました。そして誓いの通り2年以内に会員になりました」

まさに有言実行。そんなとても優秀な寺本さんは今現場から離れています。その理由をお聞きすると次のステップに行く段階だったからと言います。

寺本「僕は野村克也監督が凄く好きなんです。その名言の中に“人生という文字に4つの意味がある”というものがありました。“人として生まれる” “人として生きる” “人を生かす”そして、“人を生む”この順番で人生のステージが上がっていくというモノです。今の会社に入って、多少なりとも自己実現は出来た。だからこそ、僕は“人を生かす”というステージに行きたかった。そう考えた時に“人財教育だ!”と思ったんです」

そんな寺本さんも駆け出しの時は多くの苦労をしたと言います。
寺本「最初に入った会社は上下関係がとても厳しくて。大学院や海外に行ってたりもしてたので、入社したのが27歳だったんです。入りたての頃は雑務が多く“大学院まで出てなんでこんなことを”という理想と現実のギャップに悩んでいた時もありました。また労働時間も朝7時から午前1時までという生活だった時もあったので、寝る時間もありませんでしたね……」

過酷な下積み時代を経験し、転職。そして、自分の目標を達成、着々と“アップグレード”を続ける寺本さん。実際収入も若い時より上がったと言います。

寺本「今の会社に入って若い時より収入も上がりました。それで思うのは収入が上がれば“周りの人を幸せに出来る”のだなって思ったんです。最近は“あまり稼がなくてもいい”というような人達も多い中で、やっぱりお金は持っていたほうが余計な心配をかけなくて済む。少なくとも、奥さんや周りの人達に」

ずっと、自分の可能性を試し続けている寺本さん。
持っているアイテムも、その仕事におけるスタイルやこだわりが垣間見える逸品ばかりでした。

自分で選択するということ

プロフェッショナルの仕事道具はいかがでしたでしょうか。
ここまでのこだわりを持つため、プロフェッショナルに至るまでに多くの苦労があったことでしょう。

今回、インタビューさせて頂いた4名の方たちはそれらを乗り越えて今の職業に就いています。
男性にとって人生の重要なファクターである“仕事”。
そこにこだわりをもつことで、“仕事以外”の生活もアップグレードすることが出来ます。

皆さんも是非、自分で選ぶ“逸品”で仕事や日常生活に彩りを加え、稼げるプロフェッショナルを目指しましょう!
それがあなたの周りを幸せにすることへの、近道でもあるのです。

         

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  • 2017.04.05

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