サバゲーで学ぶ、ビジネス社会を生き抜くスキル

戦略・判断・情報共有。本気の遊びで、身体で覚えろ!

「サバイバルゲーム」と聞いて、あなたはどんなイメージを持たれますか? 男たちが銃で撃ち合うマニアックなスポーツ…などと思うなかれ。都内や都心近郊に気軽に楽しめるフィールドが増加したことから、サバイバルゲーム、通称サバゲーの人口が急激に増加し、今、にわかに盛り上がりを見せているのです。(特に女子の比率が急増とのこと!)

さらにそのサバゲー、なんとビジネススキルを磨くのにもうってつけ。最近では新入社員の入社時研修の一環としてサバゲーを取り入れる企業もあり、その効果に絶大な期待が寄せられています。
そこで、サバゲーを楽しみながらビジネススキルをアップしよう!と意気込んだ我々編集部、数多くのサバイバルゲームフィールドの運営や、サバゲーを使った企業研修など数多くの事業を手がけるASOBIBAさんにお話を伺ってきました。デキるビジネスマンにぐっと近づくサバゲーの極意をご紹介します!

ASOBIBA
大人の遊び場づくりに邁進する、都心で気軽に楽しめるサバイバルゲームフィールド。
サバイバルゲームを用いた独自開発の企業向けビジネストレーニングプログラム『ASOBIBAアカデミア』を展開、『本気の遊び』を通じてオフシーンやビジネスシーンなどの面で企業・団体をサポート。様々な企業の新人研修やチーム研修などで活用されている。

知らない人も、知ってる人も。サバゲーってこんなゲーム

■サバイバルゲームとは
エアソフトガンを使用して撃ちあう、銃撃戦を模したスポーツのこと。

■サバゲーの基本 フラッグ戦
フィールドと呼ばれる戦闘エリア内で、敵味方の2チームに分かれて戦います。最も一般的なフラッグ戦は、相手のフラッグを制限時間内に取ったチームの勝ち、というシンプルなルール。陣地内で敵味方入り乱れて撃ち合い、弾が当たったプレーヤーは被弾(ヒット)したことを自己申告(ヒットコール)して戦線離脱、セフティゾーンと呼ばれるフィールドの外へ退場します。
1ゲームの制限時間は平均15〜20分程度で、どちらかがフラッグをゲットするか、チーム全員がヒットされて全滅するとゲームオーバーです。

■サバゲーの由来
このサバゲー、銃社会のイメージから欧米発祥と思われがちですが、歴としたメイドインジャパンなのです。日本製エアソフトガンの精度の高さや、サバゲーのコスプレ的な側面が海外で受けて、クールジャパンコンテンツのひとつとしてフランスのJAPAN EXPOに出展されたことも。

そんな世界的にも大注目のサバゲーですが、一見、必要そうな道具が多そうにみえたり、どこでプレイできるのかが少しだけわかりづらかったりと、とっつきづらそうにも思えますが、まったくそんなことはありません。エアソフトガンや、コスチュームなど、必要なアイテムはまるっと一式レンタルからでもはじめられます! それに、体験できるフィールドもインドアタイプのものであれば都内にも存在しますから、気軽に参加可能です。何人かの知人同士でチームを組んで参加するチーム戦の他に、お一人様やカップルでも参加できるフリー参加があるのも大きなポイント! フィールド毎に決められた時間に集まった人たちで即席チームをつくり、サバゲーを楽しむことができるのです。ふらっと仕事帰りに立ち寄ってサバゲーに興じるなんて参加の仕方もOK。どうですか? 思った以上にハードル低いでしょ?

サバゲーの戦力を決めるのは、テクニックよりチーム力

ところでみなさん、サバゲーの強さって何で決まると思いますか。射撃の腕前? 運動能力? いいえ、サバゲーの強さとして最も現れるのは、チーム力です。集団対集団で行うというゲームの特性上、個々人のスキルよりも、きちんとチーム内で協力体制ができていることが強さに直結するのです。その証拠に、射撃の腕前も運動能力もはるかに高い男性の即席チームよりも、日頃から比較的集団で行動する傾向にある女性チームのほうが断然強いのだとか。また、メンバーの動きが噛み合い、連携が成功したときの喜びこそサバゲーの醍醐味でもあります。

しかし、ビギナーやお一人様が多く集うフリー参加では、基本はみんな初対面。そんな状態で連携とかチーム力とか言われても…。そう思いますよね。そもそも、チーム力って結構漠然としたもの。どうしたら効率的にチーム力が上がるのでしょうか?
サバゲーのチーム力についてASOBIBAさんに伺ってみたところ、『戦略実行力』『情報共有力』『状況判断力』の3つの要素を高めていくことがチーム力の向上につながると教えてくれました。

3つの力が、サバゲー力をアップさせる!

戦略を考え実行する『戦略実行力』は、チーム力向上のファクターの中で最も重要です。各々が状況に合わせて、勝利のためにどうするか考える“個の戦略”はもちろん、それら“個の戦略”を立案する上での指針となるチームとしての“大きな戦略”の設計も非常に重要です。メンバー全員が同じ戦略に基づいて動くことによって、チームワークが生まれます。そして、チームの団結がそのまま強さにつながると言っても過言ではないサバゲーにおいて、チームワークの向上=そのまま強さへとつながります。

次に挙げるのは『状況判断力』です。いくら戦略を立てていても、サバゲーは絶えず状況が変化するゲームですから、その都度大なり小なりの判断が必要となります。行くか、待つか。攻めるか、隠れるか。助けるか、見捨てるか。などなど、ひとつの判断で一気に戦況が変わることもあるため、『状況判断力』も非常に重要と言えるでしょう。

最後に、『情報共有力』ですが、これは正確に相手に伝える力、すなわちコミュニケーションスキルと言い換えてもいいかもしれません。前述したように、サバゲーではその場の状況判断がキモ。それを的確に、しかもすばやく仲間に伝えて、瞬時に受け入れてもらうことが求められます。

ここまで紹介した3つの力。お気づきの方もいるかもしれませんが、実はビジネスでも活かせるものなんです。

サバゲー

ビジネス













チームでどこを目指すべきなのか、明確な方向性を打ち出す戦略実行力。常に最適な選択をする状況判断力。そして、円滑なコミュニケーションスキル。これらはまさにサバゲーとビジネスの共通項と言えるでしょう。つまり、サバゲー力を鍛えると、ビジネススキルも身につく、というわけなのです。

プレイするとき意識せよ! ビジネススキルアップの心得

■戦略実行力編 サバゲーの強さはチーム力で変わってくるのですが、フリー参加の場合は、赤の他人同士で即席チームをつくることになりますから、当然何もしないままでは結束力はイマイチです。そこで、チームとしてみんなで共有できる“戦略”を設けることをおすすめします。戦略というと身構えてしまうかもしれませんが、難しいことはありません。例えば、「できるだけ死なずに、マイナススコアを減らす」だったり、「一人でも多く相手を倒して、プラススコアを狙う」といった簡単なもので構いません。チームとして一つの大きな指針をつくっておくことで、一人一人が行動する際に「敵陣の深くまで行き過ぎない」とか、「玉砕覚悟で突っ込む!」など判断する際の材料となるのです。そして、チームメンバー全員が、例えば「今日は死なない日」などと意識することで、チームとして「引いた陣形」が自然と生まれ、一人だけ孤立してしまうなどといったシーンを防ぐことができます。
これはビジネスでもまったく同じですね。もし、あなたがプロジェクトの責任者で、メンバーを引っ張らなければならない立場だとしたら(そうではない方は、そういった上司や社長を想像してください)、自分は結果としてこのプロジェクトでどういった成果が欲しいのか、それを大まかにでも示すことで、メンバー全員が同じ方向に向かってくれるはずです。
逆にそういったことを示さず自分の頭の中だけにゴールイメージを持ってしまい、部分部分だけのお願いをメンバーにしてしまうと、「この作業は何のためにやっているのか?」と目標が定まらず、失敗する可能性が高くなってしまいます。サバゲーでもビジネスでも、ぜひ戦略を共有して結束を固めてください。

■状況判断編 サバゲーにおいて、幾度となく出くわすピンチの場面。しかし、一見ピンチに見える場面でも、視点を変えることでチャンスに出来ることも多々あります。日常生活よりも数多くのピンチに遭遇するサバゲーで、もしものときにどうするかという判断力を磨いておきましょう。どんな状況にも慌てないための事前のシミュレーションや、そもそもピンチにならならいように、先を見据えた行動も大切です。可能な限り、ゲーム前のブリーフィング(事前に行うルール説明・諸注意等の伝達と、チーム毎の作戦会議のこと)でケースごとの対応法を考えておきましょう。この考え方もビジネスでも役立ちます。

■情報共有編 初対面同士だと、コミュニケーションを躊躇し、お互いに遠慮してしまうものですが、サバゲーではその遠慮が命取りです。初対面に「あ・うんの呼吸」は存在しません。しっかり相手に伝わるよう、してほしいことを、誠意を持って率直に伝えましょう。自分の意思を伝えるところから連携が初めて生まれます。また、伝えるべきことを厳選して、伝わりやすい形で届けることはコミュニケーションの基本で、どんな相手に対しても有効なスキルです。

サバゲーで己を知るべし! あなたのタイプ診断

最後にサバゲーでわかる、あなたのタイプ診断のコーナーです。持ち味を活かすにも、苦手を補うにも、まずは自分のことをわからなくては話になりません! 自分のタイプから得手不得手を把握したら、チーム内での役割を見つけましょう。必ずしも得意なことに集中できるわけではないのが世の常、しかし、苦手な分野も考え方ひとつで上手くいくこともあるかもしれません。これはサバゲーも、ビジネスも同じですね。それでは、早速やってみましょう!

【Q】
あなたがサバゲーをプレイ中、遠くに敵が味方を襲っている姿が見えたとします。もしかしたら、他にも伏兵が潜んでいるかもしれません。相手はこちらに気づいていない様子。しかし、周りには味方の姿はなし。そんなとき、あなたなら、どうしますか? 直感的に答えてください。 こんなシーンが遠くに見えていると想像してみてください。

  1. 果敢に攻め込む

  2. 敵が複数の可能性もあるので、いったん後退する

  3. その場にとどまりしばらく様子を見る

■Aを選んだあなたは【アタッカータイプ】 どんなシーンでも前に突き進むしかないと考えるあなたは、サバゲーではアタッカー向き。猪突猛進で命知らずなあなたは相手チームをガンガン攻め込む頼もしい人ですが、突っ込みすぎてやられないように注意してください。自分で何とかしようと思う姿勢は素晴らしいですが、ときには連携プレーも大切に。ビジネスでも、自分一人が頑張るのではなくチームとしての最適解を探してみましょう。

■Bを選んだあなたは【ディフェンダータイプ】 自分が死んで戦力を落とさないことが大切だと考えて行動するあなたはディフェンダータイプです。合理的な考え方のあなたは、勝利のために最善を尽くし、みんなを縁の下から支えます。しかし、ときには自分自信が楽しむことも必要です。ビジネスでも、慎重に石橋をたたきすぎないよう注意しましょう。

■Cを選んだあなたは【スナイパータイプ】 冷静沈着に状況を見据えるあなたはスナイパー向き。確実に敵を倒すことが大事だと考えるあなたは、一度に多くの敵を倒すことはしませんが、結果として最も多くの敵を倒し、撃墜王になっていることも。しかし、スナイパーの真価は狙撃ではなく、その前段階であるポジション取りなのです。いかに自分が狙撃しやすく、有利な状況を作り出すかということを肝に銘じ、柔軟に動くことも忘れずに。ビジネスでは、目先の利益に囚われず、先々を見越した行動を心がけましょう。

全力で遊んだ先には、新しい自分が待っている!…かも

いかがでしたか? ビジネスに活かせるサバゲーの極意をお楽しみいただけたでしょうか。ひとつひとつのポイントは些細なことかもしれませんが、少しだけ意識を変えることでプラスαを得ることができますので、ぜひお試しあれ。
今回取材に協力してくださったASOBIBAさんをはじめ都内近郊でもサバゲーを楽しめるフィールドは増えてますから、この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ行ってみてくださいね。

    

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  • 2017.04.05

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