結婚できない男の特徴的なムダづかい?

第2回 マネーのプロが語る、人生を積極的に生きるためのお金との付き合い方

マネーのプロ、山崎俊輔氏がムダづかいから卒業するための知恵を伝授!

人生をより積極的に楽しむためのお金の知恵をテーマに、全5回にわたってご紹介するファイナンシャルプランナー山崎俊輔氏の連載記事。第2回目は、結婚できない男性のお金の使い方にフォーカスを当て、ムダづかいの典型についてお話いただきます。ひょっとしたら、あなたも!? ぜひ、ご一読ください。

山崎俊輔
1972年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。AFP、消費生活アドバイザー、1級DCプランナー。企業年金研究所、FP総研を経て独立。商工会議所年金教育センター主任研究員、企業年金連合会調査役DC担当など歴任。退職金・企業年金制度と投資教育が専門。

あなたのお金遣い、彼女に見られてますよ

「どうも彼女と長続きしない…」「結婚を意識しはじめる頃、別れ話を切り出される…」とお悩みの男性。もしかすると原因は気がつかないところにあるかもしれません。お金の専門家であるファイナンシャルプランナーの目線から「結婚できないお金の使い方」「結婚できない男のムダづかいパターン」を考えてみたいと思います。あなたがよかれと思って使うお金が、もしかしたらうまくいかない原因なのかもしれませんよ。

メリハリがなく何でもいい物を買ってしまう

何にでも、とにかくお金をかける、というのは「結婚できない男の買い物」の典型です。見栄っぱりもほどほどにしないと、女性には見透かされます。ファッションセンスなどが特にそうですが、メリハリや合う合わないのバランス感覚が大人には大切です。自分にとってお金をかけたい部分、これは譲れない消費である部分と、これはあまりお金をかけなくても気にしない(外見的にも気にならない)部分のバランス感覚はムダづかいの問題でもあります。
お金は無限でなく有限です。結婚すれば共働きでも限りある予算の中からどうやりくりするかが問われます。家を買うにしろ、子育てするにしろ、それらと趣味を平行するにしろ、メリハリをつけないといくらお金があっても回りません。女性は「結婚後」のことも見ながらあなたの「独身時代のお金遣い」をチェックしているのです。

買い物に時間をかけないで、即買いする

買い物に時間をかけず、即決買いばかりしている人は要注意です。雑誌やネットで洒落た商品の紹介記事を見ては、即ポチるような人も危険です。そういう自慢話はほどほどにしておくべきです。買い物に時間をかけない人の多くは、ちゃんと考えないばかりに、本当に必要かどうかの判断が甘くなります。結果として買ったけどほとんど使わないままのムダづかいをしてしまいます。女性が服を買うとき、一目惚れで買って家に帰ったものの数回しか着なかった、というエピソードがありますが、ネットで衝動買いする男性は女性を笑うことはできません。お金があるから買っていいのではありません。買って満足できるモノだからこそ買うに値するのです。言葉でいうと簡単ですが、その差は大きく「結婚できない人の買い物」はそこに気がついていないのです。

貯める→買うではなく、買う→あとで払うの発想である

クレジットカードの利用が極端に多くて、手取り給与の半分くらいがカードの支払いに消えているような人は、これも結婚できないお金の使い方です。クレジットカードの分割払い、リボ払いを使う人は割高の買い物を気にしていない、ということです。なぜなら金利が乗ってくるからです。どんなにクレカのポイントが乗っても0.5〜1%程度であって、金利を上回ることはあり得ません。「買ってからあとで支払う」のではなく「貯めてから買う」を心がけましょう。家電量販店などでは現金払いのほうがポイント還元率が高いことが多いですし、貯まる生活へのシフトにもなります。

おごればいい、というわけではない

ところで、デートの食事代やお茶代を割り勘にするのは「ケチくさいと思われて結婚できないのでは?」かと心配している人も多いと思います。しかし、それは早計です。むしろ、いつでもなんでも全額おごっていると、「この人はふたりで一緒に暮らしたときのお金のことはあまり考えていないのではないか」「結婚の準備を考えてくれているのだろうか」などと心配されてしまうことがあります。割り勘にするときは割り勘にすることをお店に入る前(デートの約束の段階)ではっきりさせておけばいいのです。また、結婚のことも真剣に考えていることを示唆すれば、無理をして高いお店ばかり選ぶ必要もなくなります。女性はおごられれば喜ぶ、と考えるのは結婚できない人の発想です。単純におごればよい、と思うこと自体が結婚できない人のムダづかいパターンなのです。

まとめ:お金については背伸びしないこと

お金については背伸びしないことが大切です。自分の年収に応じたライフスタイルを楽しみ、それに納得してくれるパートナーを選ぶことが大切です。どんなにいい子であっても、あなたの年収の2倍以上必要な生活を求められてはうまくいきません(彼女があなたと同年収で共稼ぎ結婚なら別ですが)。結婚生活をスタートする、ということは今までの人生と同じかそれ以上の長い時間を共にするパートナーになることです。女性が決断に慎重になるのは当たり前のことです。あなたのお金づかいが背伸びしていないかどうかは、女性に見られている。明日からの買い物ではそんな風に考えてみてはどうでしょうか。